オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2012/06/23 水郷 「2012年最大の自慢ビーム決定か?!」の巻

2012年06月25日 05時36分51秒 | 2012オズマのバス釣りレポート

 オズマは釣り人である。

 したがって,外道だと悲しいという感情をもっていない。だが,水郷では残念なことにアメリカナマズが至るところで放置されて異臭を放っている現状がある。自分からすると「たしかにベトベトするけど,“釣り”としてはオモロイではないか」という考えなのだが。狙って釣れるぐらいならとっくに釣っているヨ。

 といきなり苦言を呈したのは,西ノ洲の有名水路でこれでもかと放置されたアメリカナマズに閉口したため。釣ったら放すか食べるかしないと。水郷の水なら食べるのはよしたほうがいいだろう。ならば放流してほしいとつくづく思ったからだ。


 さて,仕事は繁忙期をクリアした。事実,納品されたものも大丈夫だった。鍼に毎週通わざるを得ない状況に変わりはないが,やはり疲労度が違う。しかし,次の納期まで2ヶ月をきった。頑張らなければなるまい

 いつものように水郷を目指す。途中,そうそう,布施弁天(野田・柏・取手の間の,利根川沿いの農道から行ける神社)付近では,平日にネズミ捕りをやっていたが,さすがに早朝は関係ない。いや,飛ばしていないんだけどね

 というわけで水郷には5時30分頃に到着。しかし,いきなりショッキングな光景が広がった。

     「まさか,ここが大雨でど茶濁りだとは....

いつものポイント,正確には与田浦は激濁りだった。月曜日に釣りに行っていたからその違いは歴然。アブクも出ているし,最悪の事態

 逃避するかのように移動。すると,「ここへ行きなさい 出家回避だけはするでしょうというお告げがあった。うむ,向かってみよう。


10UPをやたら大きく撮影する技術。
自称世界一(大嘘)

 出家回避はできたが,非常にバイトが遠く,久々のキャンドルテール・ダウンショットで10UPが1本だけ。とにかく増水や濁りがポイントというポイントを覆い尽くしているに思われたので今日は移動大会と決めた。往復300キロも走ってしまったです

 たどりついたのは,逆浦「玉ねぎポイント」(ガレキを組んだあの網の塊が散在するところ)。しかし,土手のはるか彼方からでもカープマンが陣取っているのが見える。一番よさそうなところはやれないヨ....

 増水しているので,玉ねぎの外側をクランクで,バズで,タイフーンで攻めるがノーバイト。アメリカナマズも釣れない。

 あきらめて,手前のスポット(増水して深くなっていた)をテキサスで撃つことにした。5gシンカーに「カズハ4インチ」である。そう,2011年の琵琶湖ガイドで猛烈に釣れたワームがいまごろ出てくるのだ。そのくらいワームが苦手だということ。しかし,15分ぐらい行っているとラインが動き出した。魚のような重みも感じる。

     「ヨッシャアアアアアー

 ヘラクレスでフルパワーフッキング。同時に大きな魚体が暴れる。バス40UPなのか,アメリカナマズなのか,とにかくデカイゾ。しかし,ヘラクレスの強靭すぎるパワーは,60cmを優に超えるその魚体を天高く抜きあげていた。 


やった。ライギョだ。60UPだ。
2012年はじめてのテキサスフィッシュだ。

 あがってきたのは,子供の頃から憧れであり,本当に釣れると嬉しいライギョだった。もう来年の年賀状の写真は決まったようなものだ。バスよりも嬉しい。マジメに。目がつぶらでカワイイし。

 以前は触り方に苦労したが,今回は予習してきたのでご覧の通りつかめる。ライギョとしては中型程度だと思うが,霞水系で,しかもテキサスリグで釣れちゃうなんて,もう今日は運を使い果たしたかも


モチロン自慢。魚が長くて写真に
収まってない...。

 なんだかんだでセルフで写真をとるのは難しく,写真はこの程度。それでも楽しかった

 この後も迷走する。高橋克也容疑者のように「瞑想」はできないが。睡眠不足で集中力も切れてきたゾ。

 あっというまに14時になった。昼食・仮眠をとり,またもやアサイチ釣れた場所に戻ってみるがバイトは遠い。それでもなんとか絞り出した。


この1匹にかろうじて救われた。来週につながったことに
しておこう。


 これで今回は終わった。与田浦では,ブログ読者の方(もちろんお会いするのは初めて)からお声をかけて頂いた。たまに自慢写真を載せている程度なのだが,よくおわかりになるものだ。熱心な読者に深謝申し上げたい。たんなる釣行記なのに本当に不思議なものだ


この水郷の風景に反比例するかのような今回の釣果。
それでもまた来るだろう。

 カッコウが鳴き,ツバメが子育てに励み,スズメが愛らしく道路で遊んでいる。オタマジャクシからはやくもカエルになった子ガエルも,シマシマのロープだと思ってまたいだらそれが実はシマヘビだったこともあるが,みな楽しく思える。やはり自分にとってこの環境は癒し空間である。釣り以前の問題なんですな。

 さて,次もビッグライギョ(とにかくデカければコイでもなんでもカモーン)を目指して,ラインを巻き変えておくかな