ホンダすら苦戦…日本車「世界一厳しい」中国市場で板挟み(産経新聞) - goo ニュース
「ですら」というか,いまの情勢ではその通り。頼みの技術=排気ガス規制が中国にロクにないのだから。
日本の排気ガス規制に対する取り組みは70年台から始まっている。そんな技術をもっていっても評価されない。安全技術も同様だ。
考えてもみよう。中国はどういう国家か。民主主義の国ではないのだ。ここが大問題。どんなに公害ひどくとも,交通事故が酷くとも,中国人は声を上げることさえできないわけである。
考え過ぎかもしれないが,政府から「日本車購入したら罰則で税金」 なんてこともあるかもしれない。
「中国ドリーム」がありえないと最初から言っている僕には当然の事象。いまさら,なのだ。
ゆえに,自転車操業になる。グルグル漕ぎ続けてヘタってしまうぞ。
撤退するのが真の勇気,というが,まさにその思いであった。
当日の予報は「風速11m」。正直ヤバイと思った。真冬なら絶対に出撃しない風の強さである。しかし,先週の「消える魔球」を試してみたかった。いや,なにより,こいつを試したかったのだ。
いまさら20年前の竿を購入。それはWarrier。
形式名称GCSC-65M。すなわちゴールドサーメットモデルである。
購入に至った動機は,フォースグランディスのあまりの酷使が不安になってきたこと。同様のことができる竿を格安で入手できないかと思ったことだ。
かくしてネットで検索すると,偶然「袋あり」の中古品を見つけた。しかもガイドが破損していない。ロッド本体へのキズなんぞ気にしていない。グリップの汚れなんぞ落とせばイイ。肝心なのは,クラックがガイド周辺にどこまできているかだ。そして価格。
かくして送料込み8000円近くではあったが,とても20年前の竿とは思えないレベルの極上品が入った。まさに釣りの前日に。それではそのデビューをさせようということになった。
しかし,朝から爆風吹き荒れているのである。
岸寄りでもダメ。閉鎖系もクソもなし。
とにかく竿がふれない。キャストままならぬ強風である。
そこで作戦変更。ヘビダンにすることにしてみた。ワームは琵琶湖爆釣のリバティ・カズハである。このワーム,なんといっても動きがイイ。琵琶湖では釣れているので自信もある。そしておそらく高気圧と爆風でナーバスになっているバスにはちょうどよい動きだと思ったのだ。
10投目ぐらいだろうか。ウルトラGTR-20LBにわずかに違和感。そして重みが伝わる。一応グイッと合わせる。
「ドバババ」
上がってきたのは,グッドサイズだった。
余裕で35UP。文句なし。オスのようですね。
しかし,とにかく強風がひどく,風裏ポイントへの移動も虚しく思えるだけ。最高気温は19℃といっていたが,強風のために体感温度は先週4/20より寒く感じる。
その後,NZ-2へ移動してみるが時期尚早。コイしかいなかった。でも,コイがいるならもう少しである。わずか数日で激変するのが水路系だからネ。
これで伝説の名竿「Warrier」にいきなり魂が入った。その性能差はあまりにもありすぎるが,中古で格安,それでいて融通性の高さは変わらずであれば,予備ロッドとしてはいい結果だろう。
14時に水郷を上がった。そして16時過ぎ。渋滞がなかった外環に赤信号が 関越で事故があってその影響が和光まで伸びている。当然戸田東で降りて,あとはいつもの通りスイスイと帰宅成功。シマノから戻ってきた「壊れた」メタマグも回収した。
あ,それでも,低公害車といわれるプリウスαが僕の目の前でタバコを投げ捨てしたのはショックだったな。こちとら古いだけで重加算税されているというのに。燃費もわるくないのに。
まあしかし,GW初日釣行。とりあえず出家回避しただけよしとしよう。
それにしても毎週末,なにかと天候が荒れるのはかんべんしてほしいのお...。
オズマが,かつてフルタイムレフトだったとは何度か書いている(1994-2009まで16年間もの間)。そのリール遍歴も何度も書いてきた。
それでも,最近見た『リアルバスフィッシング』で,ああ,自分は失敗したなあと,いま考えても後悔するのが,残念ながらアブの4601C-DDL-IMAEである。
ときはたしか1996年頃。もうすでにシマノ初代スコーピオン1501が発売されて使っており,完全に「もの」にしていた頃である。だがしかし,当時のダイワのPS2L-5Bに代表的なように,当時のバス業界はレフトハンドルに理解がなかった。この今江モデルのように,既存品の改良か,当時のアブのように,シマノとは比較にならないほど,それはもう大きな差があった。
それでも今江プロを盲信していた僕は,このモデルを新品購入した。サンスイに当時知人が働いており,比較的購入しやすかったのだ。なにしろネット通販なんてない時代だしね。
そしてこれを使ってみると....。話にならなかった。スコーピオンでできることが何一つできないのである。しかもギア比が低く(たしか5.3ぐらいだったかな),それはストレスの溜まるリールだった。
分解清掃は簡単だったが,分解してみてスコーピオン1501との決定的な差を知る。ああ,SVSはありませんよと。ベアリングはイマイチだし,スプールの精度も低くて,たかだか12LBのラインが満足に使えないんだと。
結局,その翌年発売される「銀メタ」により,この今江モデルはお蔵入りした。たしか武蔵小山のギルに売りに行った記憶がある。当時はそこにしか近隣中古店がなかったので大変だった。
あれから15年以上経過し,レフトハンドもライトハンドも自由に選べる時代になった。何度も書いているが,腱鞘炎さえなければ,いまでもレフトハンドの優位性をアピールできる。腱鞘炎になったから右ハンドルなのだ。もっとも,それでも不都合がなくなるぐらいにリールは軽量化されたし,竿も格段によくなった。いま右ハンドルメインなのはいうまでもない。腕の破壊は避けなければならないからだ。
DDL-IMAE。当時,日曜朝にマミヤオーピーが提供する釣り番組でいつも宣伝されていた。その影響で一気に購入,一気にお蔵入り。
僕の,高額釣具商品でもっとも短命に終わったものの代表である。まあ,20代の若さ故の過ちってことですな...。