オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【シマノ・12アルデバランBFS-XG】セルフOHとベアリング交換顛末記。

2017年11月30日 22時42分30秒 | オズマのバスタックル

 まず,リールの分解についてはあくまで自己責任でお願いします


いきなりバラバラにしてしまったけどたぶん大丈夫...。考えが甘かったヨ

 11月最後の日曜日に,ニシネ師匠が標題のリールを「新品未開封だった」とのことで使っていた。

 それがまた調子がよかった。ウーム,これは僕も欲しくなった

 当然中古を探すと,25000円~13000円とかなり幅がある。

 傷とかは気にしないので,僕としてはシマノの「ベタベタするハンドルノブ」があらかじめ交換されているものを購入した。税込み17000円チョイです。

 同時に,スプールベアリング関係をヘッジホッグスタジオで予習して,こちらも注文。


今日はシマノ純正グリスで仕上げよう。

 はっきりいえば,本体関係はまったく簡単。07メタマグ以来馴染みある構造。悩まず一気に行けるというのは素晴らしい

 例によって,価格帯がそれなり(新品定価が45000円以上したもの)の中古なので,汚れは「マジックリン」とハブラシで洗浄

 パーツクリーナーではまだるっこしいのと,何より圧倒的洗浄力がマジックリン支持の理由

 あたりまえですが,洗剤は流水で流すので乾燥はこれでもかと行います。綿棒で拭き取ったり,ひたすら拭いたり,ゆすったりしてね。

 スプール関係のベアリングの注文が届くのを待って,本体のみ先に仕上げることに


RCSというノブが使われていた。ダイワのノブ? 例によってグリス蒸発してました。

 買った感じでは,「これは全然回転しない。ベアリング放置が酷かったかもと予想したとおり,本体枠のビスが錆びていた

 まあ,CRC-666で磨いて落ちるレベルのサビだったが,クラッチにも薄くサビが出ていたね。


あとはベアリング到着を待とう。

 この状態で1日放置していると,ベアリングが到着。さらには,サイドカバーキャップというややこしいパーツを,ヘッジホッグオリジナルのものに変更

 サイドカバーキャップは,純正だと「レンチ」を使わないと緩められない構造なんです。これはいくらなんでも使いにくいヨ。

 つまりはメンテ性がよろしくない。純正ならなくす心配はないけど,ここはやっぱりメンテ性優先で行きましょう

 なお,サイドカバーキャップには,純正の「ゴム」(スプール軸のあたる小さなゴム)をしっかり移植しないと,キャスコンがまったく効かないので要注意です

 そして,スプール軸ベアリング交換では,なんと「ベアリングリムーバー」を折ってしまうというみっともないことになってしまった....

 一度はゴミ箱に捨てて,それでもなぜか説明書を熟読すると「使用法」が間違っていたみたい。ある意味,安全装置で,先にリムーバーのシャフトが折れてくれたというのが真相のようです。無理しすぎました

 さらに冷静に観察すると,折れたリムーバーシャフトの反対側(細い方が生きていた)が使える様子

 これで,スプール軸のベアリングも交換完了だ


んな感じに仕上がりました。傷だらけだけでSVS,使いこなせるかな。


ZODIASにセットすると抜群のパーミング性能を発揮。色もGOOD

 ベアリングが新品のせいで「アタリ(馴染み)」が出ていないせいか,フル回転する感覚にはちょっと遠いような感じもしますが,これはダイワSS-SVのときも経験済み。

 いや,思い出すと,SS-SVのスプール軸ベアリング交換で手間取って,それでベアリングリムーバーに負荷をかけすぎたとしきりに反省です

 ともかくこれで釣りに行ってみよう SS-SVという保険がないと怖くて使えないけどね

 いや,OHは成功しているけど,SVSの感覚が久々だから...