2020/01/12ガンダムスタンプラリーのときに買ったのだ。
僕も思い切り『ゴルゴ13』には嵌っており,危うく単行本全巻制覇まで行きそうになったことがある。
しかし,とにかく増え続ける「紙」を電子媒体に置換できない(厳しい老眼の)僕にとって,いつかは捨てなければならなかった。
さて,母が問題だ。何かと「政治がわからない」とほざくので「とにかくゴルゴを読め」と諭すが,僕のいうことは訊かない。ところがどうだ さいとう・たかを先生がTVに出ていて,それを見てから「さいとう先生,ダンディでカッコイイわねえ」「ゴルゴってすごい作品ね」と来た。
50年遅れているのが母の知性でしかない。恥ずかしいものである。しかし,それを素直に認めるのはよいことでもある。
ドローンの攻撃さえしのぐゴルゴ。
米軍のイラン要人殺害を見越したような話題でビックリである。この先見性と情報網は,さすが「プロダクション制」を敷いているさいとう・たかを先生ならではである。
子供にも読ませたい劇画である。これを読めば世界情勢がまるわかり。
本当に優れた作品,ありがとうございます。