なぜ166MH-2の方が僕には使いやすいのか。それはこの差だ。
1610MH-2より後に追加されたはずの166MH-2。
シマノが流行させたような「ロクテン・バーサタイル」は,実は僕にあまりなじまない。1610H-2も持っているが,ヘビーロッドでこれ以上短いのがない,という選択肢で買ったのである。そう,八郎潟専用に
そしてMHパワー。メトロリバーでも相当に使えることがわかってきたが,問題は「操作性」。操作しない釣り方,たとえばキャロのズルビキなどであれば,1610の方が影響はないどころかメリットがあるのはわかる。
しかし,フルキャストするだけでなぜか1610になると妙に疲れる。それは,有効レングスというか,手元の長さの差だった。
上の写真でわかるように,1610はグリップも指2本分長い。ここが僕の操作にあまりあわないところなのだろう。もちろん古くからの思い込みで「ロクロクこそバーサタイル」という思考回路になっているせいもあるだろうけど。
穂先部分もやはり長い。家で持ち比べると違いがよくわかる。
重量感というより操作性。それも,僕がダイワリールにあわせた場合の操作性。だから,多くのシマノユーザーにはあてはまらないだろう。
ただ,八郎潟なら1610MH-2を持っていくだろう。これでカバーを撃つ。Hパワーよりは軽いので楽になる。それでいて竿は剛竿に過ぎるぐらいだ。Mパワーではちょっとカバー撃ちが辛いときがあるからね。
それにしても,166は「普通の規格」だと思っていたが,2ピースという条件を加えると事実上シマノでしか販売されていないことにガックリくる。
流行って,どうなんでしょうね 個人的に,カーボンモノコックは「気のせい」ぐらいにしか感じないけど。もちろん,雨で滑ったりもしないからそれはそれでいいんだけどね。