- 6/16の午後,ちょっと業務に手が空いてきたので「時間があるときにこのPCの内部を見ておいて」とかつての上司に言われたPCを見ることに挑戦しました。
- 普通に電源入れてみればよいものを,こともあろうかHDDを外してケーブルでつないで見ようとしました。
- いやあ,Windows7までは会社のセキュリティでも見れたんですよ。わかりやすくいうと「Dドライブのデータ復旧」が簡単にできたので故障が怖くなかったんです。
- ところが,まずは自分のPCで「外部ドライブ」として認識しない USBの規格が古い(2.0)し,思い切ってUSB(つまり外部HDD)を差したまま再起動したのが大失敗。
- 起動しません。
- かなりマズイ感じなので電源を強制的に切りました。
- USB接続の外部HDDも外しても再起動しません。このイメージ画面通りになって再起動しません。
- やってみてわかったのは,会社のPCのセキュリティが半端なく硬いこと。要するに,HDDだけ抜き取られてもデータ流出がないということ。まあ,もちろんシステム部の人たちは「秘密のコマンド」を知っているのでできるのでしょうけどネ...。
- しょうがないので,幸いにあった代替機を利用して復旧開始。
- これが,とにかく時間がかかる。まずはWindows10のバージョンが「2004」だったので,手動(DVD-Rに焼いてあった)で「21H1」に。これが一晩かかりました。
- 6/19になって,今度は「21H2」にすべく,3時間かけてようやくOSが会社の中での標準になりました(もちろん最新版は22H2です)。この時点で13時です。
- 次は不要なソフトを捨てます。前任者の使用履歴的に,妙にフォントが多い これが一番ストレスになっている模様ですが,まずはアプリを捨てます。
- 次に,業務用のAdobeCC一式をセットアップ。HDDなので気が遠くなります...。Adobe認証を終えた頃にはすでに14時過ぎ。
- まだまだ続きます。プリンタのセットアップ確認・名称変更(IPアドレス変更),スキャナ設定など。
- 次は,データベース構築。これがまたデータが重い。ソフトはともかく,データが実に23年分(しかもよく使う)もあって,サーバー保管してあるのはよかったけど,自分のPCにコピペできないレベル。
- 考えを変えて,年度ごとに区切ってコピーすることに。すると,なんとかゲージが動きます。
- やっとコピーを終えて,イントラメールの確認をしたのが20時近く。
- いやあ,はっきりいって自業自得とはいえ,死にそうに大変でした。
- いままで,会社のシステム部をなめてましたが,非常にセキュリティ上は優秀です。ただ,まったく拡張性がないので「故障を前提に考えてない」のは大問題です。故障したらどうするんだ問題,しっかり残ってますよ。
- ちなみに,イントラメールの「pstファイル」(outlookの個人設定など)は,この段階では復旧できていませんし,できれば欲しい「Dドライブ内マイドキュメント」も復活はしていないです。まあ,仕事が止まるほど重要なものは入れていませんが,役立つものが残っていないという問題です。
- 自宅でも何度かブルースクリーンには遭遇しておりますが,いまのPCは超安定。SSD交換したころのものと比べると,このままサポート切れまでWindows10は使いますかね。
それでも,こうして挑戦したからこそ,自力でセットアップぐらいはできるようになっているということも事実。
また一つ勉強になりましたわ さて,親知らずの抜歯に行ってきます。