オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2023年もすでに半年終わりました...。

2023年06月25日 10時39分06秒 | オズマの独り言

 2023年になるにあたって購入した『釣りキチ三平』カレンダーで,早くも6月が終わりますね

 2023年も,半年,いろいろありましたね。

 そもそも,「釣り」に復帰できたのが3月。1-2月のハイシーズンを逃したのがちょっと痛手ですが,健康第一ですからね。

 4月までに,なんだかんだで職場では異動やら退職も多かったです。この記事を書いている(6/25)現在,民間軍事会社「ワグネル」は,雇用主たるロシアに対し大いに不満がある様子。ベラルーシの仲裁をとりあえずは聞くでしょうが...。

 結局,職業軍人も「労働環境」で辞めたりするんですね。まあ,21世紀のいま,「忠誠を誓う」なんて言葉は出てきません。囚人とはいえ,5万人のうち2割が死ぬなんておそらく「聞いてない」し,こんなに長引く「面倒な」戦争だとは思わなかったはずです,ワグネルもまた。

 ウクライナ侵攻・信仰(ウクライナが正しいと思い込む原理主義でもある)も終わっていない。もはや,ゼレンスキーも僕にとっては戦犯ですよ。仲裁を望まないとかカッコイイ言葉を言っているけど,世界中がウクライナ問題で物価高になっています。

 そうそう,その物価高・SDGs等による(というより中国の陰謀)アルミ電解精錬の抑制により,釣具も大幅値段UPしています。

 そもそも,新製品が「発売延期」になるなんて,たぶん自分の記憶ではそうそうないです。ましてや,シマノやダイワの2大メーカーが,延期したりするなんて,ちょっと前までは考えられなかった。

 その「考えられなかった」ことが起きるのが常識になっています。とくに,ドル建て関連債権などはよい意味では向上しています。その代わり,円安ですよ。

 気がついてみれば,円高基調の30年余りを社会人として過ごしてきました。ダイエーが「円高差益還元セール」をやっていたり,釣具も併行輸入品が激安だったりと,どうりで少ない所得の割に無理ができたものです。

 これからも変わっていくでしょう。

 自分の体調(五十肩,おそるべき歯周病菌,椎間板ヘルニアの状況)がなにより第一ですが,まあ,「頑張らずに」続けようと思います,釣り・仕事・生活を。

 それでは,みなさんもくれぐれもご養生ください


【シマノ・トルザイトリングから撤退】(遂に来た)1ピースロッドの「終わりの始まり」だ!

2023年06月25日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 いまさらかもしれないけど,初めてシマノのHPでこの話を見た。ハハア,なるほどね。

 うん,自分はいまのところ高級品も買わないし気にならないや

 ...と考えたが,これは「ウクライナのダム決壊」と同じく「後方支援を叩く」,おそらく「おおきなうねりの始まり」だと考える。

 理由】

  1. 2024年問題」と言われる流通業界残業規制等改革。規制改革は,残念ながら「残業抑制・賃金増加」とならず,おそらく逆にさらに深刻な「流通業界」人手不足に陥るのがいままでの日本の「構造改革」の歴史である。
  2. 特定分野に絞っていた「外国人技能実習制度」を改める話がある。究極は「介護」「流通」「教育」などの,いまの日本人が「3K」(汚い・暗い・ブラックのK)として嫌う職種にも拡大する可能性は大いにあるだろう。なぜなら,このままだと労働生産人口が減り続け,もう「ホワイトカラー」「ブルーカラー」だのと言っている次元でなくなるからだ。
  3. ウクライナ紛争ではっきりしているのは,過去の戦争と同じく「後方支援」を叩くこと,とくに「インフラへの攻撃」がもっとも戦略的かつダメージが深いことである。さらにその影響が,紛争国家同士だけで収まらないのが「グローバリゼーション」の正体の一つである。すなわち,シマノのトルザイトリング不使用は「安定供給できないものは作らない」という話だ。
  4. 流通業界には,現在もある長尺物の割高送料(場合によっては荷受けそのもの不可)がある。実際に各社のHPを見ると,7フィートの1ピースロッドなんて国内では絶滅することは間違いない。長くて,あと数年だろうか これは,村田基さんが当初から言っていた通りだし,その通りの展開(高級品のマルチピース化)をシマノは進めていている。何度も書くけど,イマカツ先生がいまさら「7.2フィートはグリップ脱着式に変更しないと」なんてほざいているのを見ると,よほど流通業界に詳しくないのかと,やはりは「大先生」ならではのパフォーマンス先行なのかと,イマカツに会えるなら思い切り「シマノやダイワを見習えや」と言いたい

 要は,シマノによるトルザイト不採用問題は高級品だけの話でなく,ZODIASなどの普及品にも話が及ぶ可能性があるということ。ただ,ZODIASは全世界ロッドだからその点金銭的には余裕があるので,次回のモデルチェンジがあるのかどうかにも及ぶ(そもそも完成度が高すぎて,あと数年は他社が追いつけない)。

 逆説的に言えば,弱小メーカーの竿は残っていかない。いや,マルチピース化しない限り残っていかないだろう