ムイムイムイ,っと元気よく金柑を食する。
いつだったろう,たしか8/24だったろうか
昼の12時ごろにアゲハチョウが産卵しに来ていた。そのいじらしさといったら,さすがはアゲハチョウとでもいうべきか。
健気なのである。一生懸命産んで,「運で」どのくらい育つかを本能で行っている
正直,幼虫の成長も楽しいのだが,成虫の生態ももっと知りたい。いや,たしかにメトロリバーでも「昼間」に見かけるのは多いのだが,それはきっと天敵を避けるための知恵がはたらいているのであろう。
もし,アゲハチョウが日の出とともに活動するチョウだったら,間違いなく鳥類に成虫がやられる。カマキリだって待ち構えているし(でも,自分はカマキリの邪魔もしないしクモの邪魔もしない)ね
鳥の糞だというけれど,鳥は見切っているね。
実際にメジロがこの幼虫を咥えていった姿を見たこともある。しかし,メジロもカワイイではないか。ああ,動物に貴賤なしである。
産まれて1周間ぐらいなのかな。
このサイズが,本当に一気に増えて一気に減る。
人間は言う。「チョウに食べ尽くされてキンカンがなくなる」と。しかし,そんなことは我が家の狭い庭ですら起きない。それどころか,花は満開,幼虫がちょうどよい具合に剪定までしてくれるので大助かりだ。
人間は言う。「バスが在来種を全部食い尽くす」と。そんなことなら,メトロリバーにどうしてあふれるほどのアユが居るのだろう。コイもヘラもマブナも,なによりニゴイもなぜたくさんいるのだろう。
人間は言う。「アメリカザリガニを駆除しないといけない」と。在来種でないというが,およそ100年前にやってきた生き物。ウシガエルとともに。120歳の人が言うならともかく,学生くんだりがいう話ではない。
チョウだって,ウシガエルだって,ザリガニだって,バスだって,みな同じ生命。
そう教えてくれるのも仏教である。仏教に感謝である。