あるとき小田急線に乗ると,駅構内自販機が写真のようなデザインになっていた。
JRではこれはマネができない。いや,僕の乗っているJRはWiFi環境さえ整備されていないのだ。
都内近郊でこうしたオシャレ度がある路線はなんといっても田園都市線。駅構内の雰囲気に生活臭がないぐらいだ。まるで活性炭で生活臭を抜いているのではないかと思うほどに。
逆に,田舎臭さ抜群なのが,東武・西武だろうか 個人的には馴染みのよい路線だが,それはつまりオシャレではないということが,路線価に顕著に現れている。
小田急と同じようにな西東京を走る電車である京王電鉄は,なぜか生活臭がある。人気の千歳烏山さえも,個人的には「世田谷の田舎の方」だと思っているが,それはきっと僻みだろう。
醜い心をもっているオズマ。僻み,そねみをもっているオズマ。誠に申し訳ないことである。
しかし,路線戦略は「イメージ」だと言われている。僕の使っているJRにオシャレな街はあるが縁遠い。いや,昔はゲーセンやらで通ったが,まったく行かなくなってしまった。
JRは,私鉄のこうしたイメージ戦略を学ぶ必要はあると思うのだが,果たして鉄道マニアだとどのように考えるのだろうか