『マジンガーZ』,録画したものを週末に一気に見ている(のでスクショはとれない)。
心踊る主題歌・挿入歌,とくにジェットスクランダー導入以降の「これがでれば無敵」という演出が非常によい。
なにより,意外なほどに作り込まれていることに驚く。
「ミネルバX」の回では,「パートナー回路」の理由がわからずに設計書通りに作り上げてしまったDr.ヘルに対し,兜教授の愛弟子たる弓教授は「パートナー回路だ」とすぐに見きっていた。
本放送時は幼少であった自分。3-5歳の自分だったのに道理で夢中になっていた。お風呂場で風呂桶に潜って「マジーン,ゴー」と,ザバアと水を無駄遣いして怒られた記憶さえある。
ところが,ふと気づいたのはZが故障したりしたときの修理である。
超合金Zであり,おそらく通常の溶接では作業がまったくできないはず
少なくとも,超合金Zは,それこそがマジンガーZを無敵たらしめたる唯一の素材だ。
しかしながら,その修理シーンで「超合金Zは,特定の物質でしか溶接できない」などの説明がまったくない。
まあ,それでもセワシ・ノッソリ・モリモリ博士のおかげで毎回修理できてしまうのだが,国家予算(科学要塞研究所もさりげなく作られていたが,予算編成が気になる)は組まれていたのだろうか
ウクライナ紛争が続き,無益な戦争を止めさせるためにもこうした「スーパーロボット」があってもよいはず。
戦後25年あまりで作成された「マジンガーZ」。その放送から50年が経過しても,人類の災いは消えない。
ああ,やっぱりマジンガーZがあればと思う。
でも,本当につくってしまうとしたらやはり資源を握っているロシアか米国になってしまうのだろうか....。まあ,遠隔操縦だろうけど...。