バス釣りをする人間にとって「50UP」「40UP」は一つの目標であろう。
僕は本格的にバス釣りをするようになって31年を経過したが,写真の初琵琶湖釣行(1990年11月)で46cmを釣ったのが,その後の琵琶湖釣行に弾みをつけた。
事実,1992年5月に琵琶湖ヘビキャロで50UPを2匹釣ったし,2012年の琵琶湖では彦根港でも50ジャストを釣った。八郎潟遠征でも53.5を釣ったが,通いつめた水郷で実に12年もかかった50UPへの道のりと比べて実にあっけなく釣れてしまうところに,それぞれの懐の深さを感じた。
逆に,河口湖から始めたが河口湖ではどんなに頑張っても30cmがいいところ。水郷に行ったらいきなり40UPの連続で,当時はクーラーBOXを持参しており,クーラーBOXは満杯になった。
ところがどっこい,メトロリバーで40UPを釣るには実に5ヶ月を要した。翌年2017年は1匹も40UPが釣れなかったし,2018年は40UPが毎週釣れたりと,「バス釣り」の感覚が毎回裏切られる「楽しさ」が溢れている。
そう,琵琶湖とも水郷とも決定的に異なるのが,自宅からの距離。もう遠距離運転もないし渋滞もない。飲酒もできる電車釣行になった。
それでも2019年はようやく自己記録48まで釣れている。
この春を超えるとますます釣りにくくなるメトロリバーのビッグフィッシュだろう。GW中になんとかもう1匹45UPを釣る方法を編み出そう。そしてその「もがき」が楽しいのである。