『釣りキチ三平』ほぼコンプリートしている自分だが,いまもまだ,何度も読み返している。
電子媒体でなく紙媒体なのは,購入したのが40年前(最新で29年前)とかとんでもなく古いから。しかし,腐ってない。
なにより内容が腐ってない。画力は秀逸という言葉しか思いつかない。
子供の頃は「釣りじゃないのか,つまんねえな」と思っていたが,購入しておいて損はなかった。
投網であれ梁であれ,「魚を取り尽くさないように」という先達の思いが,秘伝となって受け継がれている話が実によい
三平くんが「釣りは所詮,1匹1匹釣っていくから,投網とかとはレベルが違う。取り尽くすなんてことはできない」って語っているけど,そのとおり。
なぜなら,鬼軍曹が「(心の声:オズマさん下手くそだなあ。アタリがあるなら)全部釣れるよ,クロダイ」と勇んででかけたようだが,3回行って釣れてないのだ。
そう,これが「釣り」なのだ。
ルアーであれエサであれ,1匹1匹釣っていくしかないのが釣りの基本。
おっと。投網を否定していないぞ。メトロリバーでは,入漁券きちんと払えば投網を使える。
ただし,実際に投網をやっている姿を何度も見ていて「なんという重労働だべ...」とも感じた。とても,自分の体力じゃムリだと感じたのだ。
そんないろいろな経験があって,『釣りキチ三平』に帰着するのが自分。
そうえいば,ワクチン接種翌日は副反応で左腕が上がらなくなったが,2日めは大丈夫。
さて,繁忙期を乗り越えて,また新たな世界へ飛び出そう。