2年前に多良間島に行く時にこの橋の下を通った時は、
「 まだまだ先の話 」 だと思っていたが、
1月31日に開通したと訊いて、
「 もう、開通したのか。 」 と言う感じである。
沖縄県の宮古島と伊良部島の間に、
無料で渡れる橋としては日本一長い伊良部大橋が31日開通し、
地元の人たちが真新しい橋を歩いて渡って開通を祝った。
開通した伊良部大橋は、沖縄県の宮古島と伊良部島を結ぶ長さ3540メートルの橋で、
無料で通行できる橋としては日本一の長さを誇る。
1月31日は橋の宮古島側で開通の式典が行われ、
沖縄県の翁長知事や宮古島市の下地市長らが、構想から40年余り、
建設開始から9年かかって完成した橋の開通を祝った。
そして、橋で結ばれた2つの島に住む3つの家族を先頭に、
伊良部島に向けて渡り初めをしました。
参加した地域の人たちは 「 念願の橋が出来て、とてもうれしい 」 とか、
「 私の時代には出来ないと思っていたので、感無量です 」 と話し、喜んでいた。
その一方で、「 今ある島の静けさを守っていくことも大事だ 」 とか、
「 橋の開通で、伊良部島では日帰り客も多くなると思うので、
どうしたら宿泊してもらえるか考えないといけない 」 といった声もある。
伊良部島にはおよそ5000人が住んでいて、
宮古島市の中心部がある宮古島と橋で結ばれたことで、
観光客の増加や医療と教育の環境の改善を期待する声がある一方、
人口の流出や島の産業の空洞化などの懸念もあり、
橋の開通を島の発展にどうつなげていくかが課題となっている。