「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

2月5日の 「 中津の朝と吹雪いた夕方 」

2015-02-05 20:02:41 | 朝の風景とその他の風景
















現場からの帰り前が見えないくらいの雪が吹雪いた











今朝は「よ~いドン!」から雨が降っていたが、
いつものように現場に向かった。
「 雨が降っていてもカッパを着てします 」 と言うように、
その覚悟で現場に向かう途中で、スゴイ霙が降った。
「ひょっとして休みになるかも?」と思っていたら、
日中は暖かい天気になったが、
夕方、4時過ぎから霙から雪に変わった。
それでもシビアなもので、
ずぶ濡れになりながら5時までキッチリと仕事をした。

風邪を引かないように帰ってすぐに着替えたが、
心が温かかったので、カラダは風邪を引いても
心まで風邪をひくコトはないだろうな。



大分県耶馬渓町 「 長岩城跡 ・ 陣屋跡 」

2015-02-05 05:41:41 | 歴史 ・ 墓 ・ 城 ( 本土 )

























陣屋とは参謀本部のある場所のことで、
作戦を練ったりするところであった。
湖の周りには馬蹄型に切り立った高い岩に囲まれ、
ちょうど岩湾状の天然の防備ができており、
そういった地形の意味からも陣屋を置いたものだと考えられる。


長岩城は、川原口にある山岳城で、
下毛郡の支配者であった豪族野中氏22代390年間の居城であった。
初代城主野中重房が、建久9年(1198年)創築し、
南北朝、戦国時代に増改築された。
天正16年(1588年)黒田長政の大軍に攻め落とされ、以後廃城となった。

城は、急峻な円錐形をした扇山(標高530m、比高230m)と、
その一帯の支峯や谷窪などに築かれている。
この一帯は、険阻な断崖絶壁地帯で、このような天然の要害を巧みに取り入れ、
断崖の合間などの敵の侵入し易い所には人工的に石塁や、
砲座、塹壕などの防備施設を補完した独創的にして要害堅固な山岳城である。


本城(本丸)は、主峰扇山の頂上にあり、
この山は、7合目所を高さ4~10m位の斬石が東、北、西の3面を取り巻き、
南面は深い谷窪となり、後方は、尾根続きで岩山の連山に連なっている。
西方の支峯に西出城(西之台)、東方の中腹に東出城(東之台)、
これと谷を隔てて相対する岩山にも出城を設けてある。
谷川に沿って一之城戸、二之城戸、三之城戸の3段構えで防備を固めていた。
陣屋跡や馬場の跡も残っている。

長岩城の特色は、地方豪族の中世山城としては規模も大きく、
石塁や砲座などの優れた石積みの構造物が多いことである。
石積みの類は、20余か所で延べ700余メートルに及びる。
特に石積櫓「楕円型砲座」は、石造の櫓としても、構造的にも大変めずらしいもので、
全国に類例を見ない貴重な遺構である。

また、石積みの石が扁平な鉄平石状のものに統一してあるのも特徴である。
なお、城址は、昭和59年に地元保存会などにより一部修復工事が行われた。


【 大分県指定史跡 ( 平成23年3月29日指定 ) 】


沖縄県伊良部島 「 伊良部島 」

2015-02-05 04:37:41 | 離島めぐり

























伊良部大橋が開通して伊良部島港付近は寂しくなるだろうな。
橋ができたことに酔ってわざわざフェリーなどを利用しないでいいから
観光客は便利になったが、
泊まりの客のほとんどが日帰りになるだろう。
流通が便利になった分、寂れる部分もあるだろう。

これはあくまで私的な考え方だが、
基本的に島は橋ではなく、船や飛行機で行くものと思っている。
たやすく行けないから、その先にある島に何があるのか見てみたくなる。
そんな魅力を秘めたのが島なのである。
だから、島は多くに人を虜にする。

そんな伊良部島の港付近を掲載してみた。