「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県那覇市  「 安谷井御嶽 ( あだにがー うたき ) 」

2012-04-09 16:33:32 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所






安谷井御嶽は、1977年那覇市文化財指定の御嶽 ( うたき ) である。
ここは首里大阿母志良礼 ( しゅりおおあむしられ ) という神女の所管だった。
宝珠を乗せたアーチ門の拝殿は石垣である。
内域には依代(よりしろ)の神岩と神木を円形に石囲いしてある。
御嶽庭は石畳が敷いてあり、石碑には1814年に村の有志の勧進により大修理を加えて、
御嶽の石垣を直し、樹木を植えて清浄したとある。
この御嶽は当蔵町の鎮守で、この付近は安谷川という地名である。


※ 大阿母志良礼とは、琉球王国時代において政治的意味を持つ神女。
  「 大阿母 」 は上級神女で、 「 志良礼 」 は ( 治める ) を意味する。


福岡県築上町  「 築城基地の隊員食堂カレーと F-15 」

2012-04-09 14:48:55 | 戦闘機 ・ 自衛隊関係













基地開設以来、築城基地と周囲を取り巻く築上町は、共存共栄の関係で続いている。

昨年7月の販売以来、累計3万食を越える大ヒットの 「 隊員食堂カレー 」 を買った。
航空自衛隊築城基地の隊員食堂で出されるカレーが、
レトルトとなって一般人も気軽に味わえるようになったのである。
レトルトに至るまで試行錯誤を繰り返し、
5回目の試食会でやっとたどり着いた “ 究極の味 ” だけに、
全国ほうぼうの基地を渡り歩いてきた隊員たちをも納得させる
「 全国で一番うまい! 」 カレーである。
なにせ、毎朝300人分の朝食を作り、基地隊員1600人の胃袋を満たす腕だ。

去年、春の販売を目指してレトルト化に取り組んでいたが、
3月の東日本大震災を受け、一般販売はひとまず置いといて、
いち早く被災地にカレーをお届けたという。
震災の被害を受けた宮城県松島基地のブルーインパルスは、現在築城基地で訓練を行なっており、
大震災で受けた被害が正常化するまでは、九州の築城や芦屋で訓練を行なうという。

カレーの販売開始当初は、待ちかねたお客さんたちが次々と手に取り、
一日数百個も売れて品薄の状態になったというが、
現在は落ち着いていつでも買える状態である。
興味のある方は、ためしに給養小隊の味を堪能してみるのもいいかも知れない。
ちなみに隊員食堂カレーは1個一食分で480円である。

カレーや弁当、野菜やパンなどを買って外に出ると、
頭の上をF15が高度を下げて滑走路に向って行った。








『 築上町物産館メタセの杜 ( もり ) 』
 ■場所 築上郡築上町弓の師765
 ■電話 0930−52−3828
 ■営業時間 8時〜18時





福岡県築上町  「 メタセの杜でプロレスラーに会った! 」

2012-04-09 14:30:43 | 日記 ・ イベント

KAI選手は、カメラを構えると 「 グワッシ!! 」 とポーズをとってくれた。








巨漢をまるめて写真に写った浜 亮太選手。







イベント前の仮設ステージ




昼前にメタセの杜で弁当を買おうと立ち寄ったら、プロレスラーがいた。
彼らは全日本プロレスのKAI選手と浜 亮太選手であった。
なんでもイベントで来ていたらしい。
上手いこと出会えて、グッドタイミングであった。
急いでいたので写真だけ撮って帰ってが、
時間に余裕があれば、ゆっくりと観てみたかった。




大分県宇佐市 「 とくしん橋 」

2012-04-09 14:18:06 | 大分の石橋











































架橋  /  延享2年 ( 1745年 )
石工  /  不明
長さ   /  8.0m   幅   /  3.0m
単径間方杖桁橋
■  大分県指定有形文化財


「 とくしん橋 」 は駅館川 ( やっかんがわ ) の左岸で、
鷹栖観音への参道の橋に並んで社ヶ谷川に架かっている。
橋は一般に見かけるアーチ橋ではなく、方杖桁橋の珍しいタイプの石橋になっている。
間隔を置いた桁石3本を川の上に渡し、その上に板石を並べてある。
両岸には斜めに支えの方杖石材を使用して桁石を支えている。
鷹栖観音への参道橋といわれているが、
昔は駅館川左岸を上流の院内町や安心院町に通じていた幹線道路の主要な橋であった。


とくしん橋へのアクセス
とくしん橋へは、国道10号線から別府宇佐道路の宇佐から
駅館川沿いに民家の間を入って行き、
1キロほど行った右側に 「 とくしん橋 」 の路標が立っている。
道は鷹栖観音で行き止まりなので、鷹栖観音かそこで引き返さなければならない。
駐車は、橋の近くの広くなった場所に駐車した。

( 大分県宇佐市山本 ・ 社ヶ谷川 )


うれしい報せ!

2012-04-08 23:44:25 | 日記 ・ イベント










今日、弓道の審査があって、
息子から 「 参段に受かった 」 と連絡があった。
高校1年で初段、2年で弐段。
そして3年で参段に合格した。
親バカではないが、どれも一発で合格なので大したものだと思う。
部活動もあと数ヵ月だと思うから、悔いを残さないように頑張ってもらいたい。

明日は、息子の好きな寿しでお祝いをしたいと思っている。









思い出の桜花賞 ( テスコガビー )

2012-04-08 23:23:12 | 競馬・ボート







藍・乱・爛

桜舞う仁川の春は

青毛のガビーが

黒い光となって

その速さを魅せる


ついて来るのは影ばかり

乱るる桜を打ち払い

ただ一騎のゴール板

爛漫の拍手は君のため






桜花賞の日の花見

2012-04-08 23:09:24 | 花・鳥・虫・魚・猫










































午後から桜花賞があるので、昼食を兼ねて
築上町椎田にある 「 浜宮の桜並木 」 に行き
桜を愛でながら弁当を食べた。
川を渡る風で寒く感じたが、それでも春を感じる瞬間だった。
桜花賞のある日に花見をしたのは、たぶん初めてだと思う。

ジェンティルドンナともども忘れられない日になりそうである。







熊本県天草市 「 御領港一号防波堤灯台 」

2012-04-08 10:17:31 | 熊本の灯台


































御領港一号防波堤灯台へのアクセスは、
御領港一号防波堤灯台は天草上島の本渡港から鬼池港に向かう途中にあり、
港は旧五和町役場から国道324号を右に入って行った所にある。
灯台へは港の左側から歩いて行くことが出来る。

( 熊本県天草市御領 )



沖縄県糸満市  「 与座按司 ( よざあじ ) 」  の墓

2012-04-08 09:50:03 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所

与座岳の中腹にある与座グスクにある与座按司の墓





上与座集落の東はずれの農道から山道に入ると、
横穴墓があり、前面は石積みになっているノロ墓がある。
そこから5分ほど上ると与座按司の墓がある。
与座の年中行事のうち、旧暦8月15日の豊年御願と10月の火松御願には、按司墓を拝んでいる。

与座グスクは与座岳(168m)の中腹に築かれたグスクで、
南山王 ( 他魯海・たるみ ) が城下の嘉手志川(カデシガー)と
尚 巴志 ( しょうはし ) の所有する金屏風との交換を与座大主が勧めたといわれている。
与座大主の配下にある国吉大屋子は、極力反対を訴えたが聞き入れられず、
反対に謹慎の処分を言い渡される。
尚 巴志は、金屏風と交換した嘉手志川の周りに使用を禁じたので、
百姓は南山王から離反した。
かくて尚巴志軍は南山グスク、与座グスクを攻め落とした。




沖縄県糸満市 「 与座 ( よざ ) グスク 」

2012-04-08 09:38:10 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡









与座按司の墓






グスクの広場






グスク内にある拝所? ( 墓 )





与座グスクは与座岳のふもとに築かれたグスクである。
グスク下にはノロ墓があり、その脇を上って行くとグスクがある。
頂部の狭いところにあるグスク内には按司墓と拝所があり、
山の中腹にひっそりと佇んでいる。
グスクの興亡については定かではないが、
嘉手志川(カデシガー)の金屏風の件に関わっていたことから、
南山系の按司(与座大主)であったと推察される。


与座グスクへのアクセス
与座グスクへは、糸満市の高良交差点から与座集落方面に進み、
集落の手前から与座岳に向かって左に入ったビニールハウスの上にある。
グスクの登り口にはノロ墓があるので、その左脇を上るとグスクに行き着く。
駐車は、ビニールハウスのそばの空き地に邪魔にならないように駐車した。

( 沖縄県糸満市 与座 )


4月8日 今朝の月と太陽

2012-04-08 09:28:30 | 朝の風景とその他の風景




























今朝は日曜日なのに5時半に起きた。
それから散歩に出ると、西の空に月が浮かんでいた。
夜の月は当たり前だと思えるのでそんなに感動はないが、朝の月は感動する。
散歩の帰りに日が昇った。
日の出は勇気や生きる力を貰っているような気がして、
やはり、これも感動した。







車体に炭坑節が書かれた 「 炭都物語号 」

2012-04-07 13:21:13 | 汽車・電車・駅・廃線路








































平成筑豊鉄道を走る「 炭都物語号 」は、車体に炭坑節が書かれている。
路面電車ではカラフルなデザインが施された車体を見たことはあるが、
鉄道電車でこんなに画期的なデザインを見たのは初めてである。

筑豊のシンボルの香春岳や大煙突が描かれた車体に、
田川出身の立石タイガーさんも空の上で喜んでいるだろうな。



熊本県美里町 「告乗 ( つげのり ) 橋」

2012-04-07 12:55:04 | 熊本の石橋











































架橋 / 不明
石工 / 不明
長さ / 不明
幅  / 不明  高さ / 不明


告乗橋は、地区の名にちなみ 「 つげのりばし 」 と呼ばれている。
古くは、「 つげじょうばし 」 と呼ばれていたという橋は、
コンクリートで補強されているが、
昔と変わらぬように地域住民の生活道路として活躍している。


告乗橋へのアクセス
告乗橋へは、松橋インターより国道218号線を
旧・砥用町の入り口の信号機から左に入って約1キロほど行った小学校の右側にある。
駐車は、路上駐車になる。

熊本県下益城郡美里町名越谷


沖縄県沖縄市  「 鬼大城 賢勇 ( うにうふぐすく けんゆう ) の墓 」

2012-04-07 09:20:09 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所





沖縄市知花十字路を北 ( 登川 ) に約200m行くと、
左手に小高い丘 ( 知花グスク ) が見える。
知花グスクは 「 堅固な城でたくさんの村と共に輝かしい日だ 」 と
“ おもろ ” に謡われている。
石段入り口の右手の細い道を奥に進むと 「 鬼大城の墓 」 に至る。
鬼大城の鬼とは、人間の域を超えた超人で偉丈夫を意味している。
鬼大城賢勇は、具志川の喜屋武城主の長男で、尚 泰久王に仕える武将であった。
尚 泰久王の娘の百十踏揚 ( ももとふみあがり ) が勝連城主の阿麻和利に嫁ぐとき、
鬼大城は踏揚の守り役としてついて行った。
後年、阿麻和利が尚 泰久王を滅ぼす計略を察知し、百十踏揚と一緒に脱出し首里城に赴いた。
そして首里の王府軍を率いて阿麻和利を討ち取った。
この戦功で越来 ( ごえく ) 、具志川の地頭職をたまわり越来親方と称した。
その後、金丸 ( 尚 円王 ) に知花グスクを攻められ、
洞穴の中で火攻めによって最期を遂げた。
しかし鬼大城の子孫は栄達し、夏氏摩文仁殿内を構え、
一門から約十人の親方を輩出した。



福岡県豊前市  「 才尾の一本桜 」

2012-04-06 23:39:09 | 花・鳥・虫・魚・猫
































今日、桜が観たくて車を走らせた。

牧草地が広がる山の斜面にぽつんと立つ一本の桜。
それは豊前市にある 「 才尾 ( さいお ) の一本桜 」 である。
一昨年もここに来たが、何故か?この桜が観たくなる。
それはきっと、山の斜面に立つ桜が何ともいえぬ味を出しているからだろう。