平尾吊り橋のかかる辺りは種まき権兵衛の里と呼ばれ
権兵衛という実在の人物をモチーフにした民話が語り継がれています。
話は長いのですが、概要は、こんな感じです。
その昔、権兵衛さんという鉄砲の腕の良い農民がいたそうです。
ある時、紀州の殿様に呼ばれて鉄砲の腕前を披露しました。
殿様は大いに喜ばれて褒美を与えることにしました。
殿様が褒美は何がよいか?と聞くと
権兵衛さんは村人の年貢を楽にしてください!と頼みました。
殿様は、それを了解して、その年の年貢を納めなくてもいいようにしました。
村人たちは権兵衛さんに感謝したそうです。
その後、近くに住む大蛇を退治してくれと頼まれた権兵衛さんでしたが、
見事に大蛇を退治したものの
毒にやられて権兵衛さんも命を落としてしまったということです。
そんな権兵衛さんは、ここに住んでいたそうで
いまでは種まき権兵衛の里として整備されています。
入ってみると庭園が広がっていました。
調べてみるとやっぱり
ふるさと創生事業として造られたようで・・・
資料館のようなものがあるのですが、入ったのが遅くて閉まっているようで
権兵衛さんと何の関係があるのかはサッパリ・・・
庭園を出た先に権兵衛屋敷跡と集落の中に権兵衛さんの菩提寺の宝泉寺
↑宝泉寺
宝泉寺には権兵衛さん大蛇退治の際に投げたズンベラ石が伝わっているらしい。
お堂の裏には権兵衛さんの碑がありました。
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