パンを取りに行くついでに雪の森の中を彷徨った。昼間は久方ぶりに陽も射して暖かくプラスへと気温は転じたようだが、生憎出かける時間は取れなかった。明日はまた時間がなさそうなので夕方を暗さを圧して彷徨った。
ものの三十分ほども歩けば満足出来たのだろうが、足元の雪が鳴って、心地よさに結局一コース五キロ越えを踏破した。
マウンテンバイクのトレースはあるのだがスキーやボードの跡は殆どなかった。丁度樹から落ちた雪が上に乗っていて締ったそれに足も潜らずそれでいて柔らかくて歩き良かったのだが、それでも普通以上に息が上がり、汗を掻いた。
写真を写してからの下りは、闇の森の中の白い反射を期待したのだが、霧が出てきてまた眼鏡が曇って殆ど足裏の感覚で踏み跡を辿った感じになった。通常ならば一時間も掛からないのだが、車に戻ると六時に近かった。
それでもワイン地所のそれとは違って、森の中の雪は新鮮でそれなりに楽しめたのであった。この雪も気温の上がる週末には湿ってその処女性を喪失してしまうだろう。
ものの三十分ほども歩けば満足出来たのだろうが、足元の雪が鳴って、心地よさに結局一コース五キロ越えを踏破した。
マウンテンバイクのトレースはあるのだがスキーやボードの跡は殆どなかった。丁度樹から落ちた雪が上に乗っていて締ったそれに足も潜らずそれでいて柔らかくて歩き良かったのだが、それでも普通以上に息が上がり、汗を掻いた。
写真を写してからの下りは、闇の森の中の白い反射を期待したのだが、霧が出てきてまた眼鏡が曇って殆ど足裏の感覚で踏み跡を辿った感じになった。通常ならば一時間も掛からないのだが、車に戻ると六時に近かった。
それでもワイン地所のそれとは違って、森の中の雪は新鮮でそれなりに楽しめたのであった。この雪も気温の上がる週末には湿ってその処女性を喪失してしまうだろう。