Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

なにもかもが安物臭い経団連

2010-01-24 | 文化一般
日本の会社が作ったカレンダーを貰った。住友化学が配った物で、BASFにあるものが五十部ほど廻ってきたものである。

黒谷友香、星野真里、有村実樹とかの着物姿が二月毎六枚に写ったものである。どの方も知らないが、日本の方に聞くと有名な売れっ子のようである。どの方も最近の日本人の顔つきで「弾けた顔つき」なのだが、その美女達にこの着物が似合うのかどうかはさっぱり分からない。

嘗ては着物美人とか、着物が似合う女優さんなどが存在して居た様に思うが、今でもそうなのだろうか?なるほどこの美女達には洋服よりも着物が似合うのかなと、これが日本女性なのかなとか思って観るのだが、どうもシックリと来ない。異文化に対する違和感のみである。なぜなのだろう?

先ずは、その色合いが奇抜であって、しっとりとした色合いが風情が全くないカレンダーに気がついた。そこに観られるのは、小沢何某が日本との再統一を望んでいる朝鮮半島のチマチョゴリの伝統でしかない。さらには、忙しいスケジュールをぬっての撮影なのだろう、填め込み合成がみっともない。そして、独日協会の面々に、この旧財閥系の化学工業は世界からすれば小さな化学会社だが決してけちな会社ではないと説明するにつけ ― 谷崎の美の世界との差異を指摘しながら、この珍奇なカレンダーはあまりにも安物臭い。

なにもかもが安物臭いのである。三菱化学などはもう一寸マシなものを提供しているかと思うが、昨今のご時世からするとこれらの会社が提供する物などこんなものだろう。そんなものを大量にドイツに送りつけてきても誰も喜んで持っていかないに違いない。

そんな事を言いながら家に一部を持ち帰り、文句たらたらと眺めている。
コメント
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