Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

キャッシュレス生活の奨め

2017-08-04 | 歴史・時事
経済欄を見ると面白い比較表が出ていた。各国のキャッシュレス化の度合いが国際比較されている。レスといってもこの場合は現金払いの割合だ。想定通りアングロサクソンのポンドなどは上位で3.42%、その次のトルコのリラ4.85%、アメリカンダラー8.37%などが続く。トップはスェーデンクローネで1.24%ということは殆んど現金を見ないということだろうか?ユーロよりもスイスフランが10.17%と下回っているのは意外だった。円は21.94%である。

大体予想通りだが、スカンディナヴィアのキャッシュレスは知らなかったが、乞食が生計のための印刷物を売るのにクレディットカード払いを受け付けているという。機械は教会が提供していて、乞食に恵むのもカード支払いらしい。個人的には英国のそれが印象に残っていて、スーパーでも現金を使う人が殆んどいなかった。今は自分自身もスーパーではクレディットを使用しているが、昔は態々サインしてまでと思ったものだ。

実際にここに住むようになってからも最初はデビットカードを使ったり現金だったりしたのだが、今通うスーパーが全く問題無しにクレディットを受け付けるのを知ってから、クレディット化した。あとは外食の安物の店では現金優先なので仕方ないが、高級店になるとクレディットも多く受け付ける。そもそも外食が減ったから現金も要らない。そしてなによりもネットショッピングが中心となると、最早現金は要らない。ざっと月のネットショッピングを150ユーロ。スーパーで100ユーロ、給油150ユーロ等々に対して、現金月100ユーロぐらいとなるので、これだけでも25%で、その他の仕事関連を入れると、ユーロの比率10.34%を下回るだろう。しかし肝心のワイン購入では、最大手醸造所でしかクレディットを受け付けない。それでも周りの様子から見ると現金を使わない方なので、ドイツよりも他所のEU諸国の方がカードを使う割合が多いのかもしれない。実際、フランスのスーパーで現金払いをする人は少ない。

連邦共和国もキャッシュレス化を推し進めて、高額購入は現金払いを認めない方向にある。マネーロンダリングや課税できない現金の流れを抑えるためであるが、カードの支払い上限を上げようと思うとそれなりに面倒で不正使用の危険性もある。不正防止のために様々な方法があるが、不便になればこれまた誰もカードを使わない。

新調した歯ブラシを何度か使った。最初はビギナープログラムがついていてそれが流れている筈だが、四サイクル全部で二分が短く感じる。だから余分に奥歯などに充てる。振動が少なく音も軽やかで軽量なので押しつけがましさが無い。PCモニターを覗きながらでも磨けるのが嬉しい。腕も細身なのでおかしな涎が出にくい。 

歯ブラシも真新しく使い始めなので綺麗に磨けるのは当然かもしれないが、様々な面で使い易く感じるのが良い。形状も以前のものとは異なり、ヴァイブレーションも悪くはない。面白いのは、フィリップスとブラウンの対抗関係で、髭剃りは回転刃を使う前者だが、歯磨きでは後者がブラシを回転させる。ブラウンは今やジレットの子会社であるがこの分野では歯ブラシメーカーが今は販売しているようで、替えブラシはフィリップスのものより安い。フィリップスも中華製となっているが世界中に儲けの出る市場があるようで白物のようには未だに売却していない様だ。一方ブラウンの方はオーラ―ルBと歯ブラシメーカーの商品になっている。



参照:
脱資本主義社会への加速 2016-02-15 | 文学・思想
とっかえ、ひっかえ 2017-08-02 | 生活
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