Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

スマートに行こう!

2017-08-25 | 雑感
ブレーキディスクを交換した。後輪のタイヤも新しくした。ブレーキの利きの精妙さが増して、後輪の粘りが出来てハンドル捌きも精妙になって来た。BMWほどではないが精妙に車を制御できるのが嬉しい。

半日間、スマートを借りた。久しぶりでカヴリオーレタイプである。印象からすると当初のモデルより質が落ちている感じがした。何よりもエンジンを掛けた時の振動と騒音は昔のスバル360並みである。今時このような車が許されているのが不思議だ。この価格帯では到底電気自動車化は無理だろう。

エンジンが騒がしい割には加速も悪いが、高速で135㎞超えると風切り音が轟音となって来て落ち着かない。到底二輪車走行の快適さには至らない。運転感覚も以前感じたものよりも悪く、車幅感が取りにくい。だから思うほど駐車が容易という印象も無い。燃費もそれほど良くなかった。

何かいい点があったかと考えてみるが、あまり浮かばない。以前はそれなりに面白い車だと思ったが乗っているのがうんざりする。操舵性が良くなく、走らせる悦びが全くない。これならばシトロエンぐらいの方が走りが良かった。




車中のラディオは、ドキュメンタという催し物で「砂浜のアウシュヴッツ」という展示が中止になったとあった。背後事情はこれからとあったが、FAZは二大政党だけでなくユダヤ協会からも懐疑の声が出されていてと報じ、車中で思ったようにAfDの仕業ではなかったようだ。

先日触れた前首相シュレーダーの反論に対して、メルケル首相は「政治家を辞めてからも経済界で役を得ない」と宣言して、シュレーダーの行いは間違いだと断言した。メルケルの個人的な立場とシュレーダーのそれは全く異なるが、何人もの別れた嫁さんに慰謝料を渡そうと思えば金に貪欲でなければならないのだろう。社会民主党の党首か保守党の党首がどちらがどっちか分からないようなことになっている。

夜はBR-KLASSIKでルツェルン音楽祭初日の演奏が流れていた。偶々だったのでリヒャルト・シュトラウスプロを聞いた。同音楽祭管弦楽団の指揮者になったリカルド・シャイーは頂点にいる指揮者であるが、なるほど管弦楽団は悪くは無くその指揮も立派だと思うが、このような音楽をこのように演奏してどんな価値があるのだろうかと疑問に思った。更にこの指揮者がこの管弦楽団を指揮することでなにか他とは異なる芸術的な価値が示せるのだろうかとそうも疑問だった。あれだけオペラを振る指揮者が、シュトラウスをこのようにしか振れないことにも失望する。

コンタルスキー兄弟のアロイスが火曜日に亡くなったとある。ブーレーズ作曲スチュラクチュア―でも有名なピアノデュオのお兄さんである。アルフォンスの更に下の弟が「兵士たち」の指揮で有名な指揮者である。手元には兄弟のブーレーズ以外にもリゲティやベルント・アロイス・ツィンマーマンのLPが手元にあるがソリストとしては知らない。シュトックハウゼンなどを弾いていたようである。



参照:
ライフスタイルに合わない 2015-03-12 | 生活
新Aクラスのターゲット 2013-08-23 | 雑感
正しく共有されない情報 2015-09-08 | 雑感
コメント
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