Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

何度も繰り返した挙句

2018-11-20 | 雑感
思っていたようにハマった。SSDへの乗り換えでセットアップUSBまで作り、順調に進んでいたが、VCNの設定でしくじった。実際に一度中断しなければいけないので二日掛かってしまうだろう。動いていたHDDに戻して問題点を研究しなければいけない。ヴュワーの方は順調に動くので、ミニノートブックブックを制御できてもドッキングステーション本体の方をタブレットなどから制御できない。リモート機構が付いていない8.1ホームに付き纏う煩雑な点である。

最初からipconfigで調べておけばよかったのだが、間違ったIP番号を何回も繰り返して躓いた。二種類のディスクを両方うまく使えるようにするのは難しい。再びHDDに戻って、面倒だが電子メーラーなど徹底的に移行する準備を整えよう。

風邪が治らずにお休みしていたが久しぶりに峠を攻めた。とても寒かった。手袋が欲しかった。ゆっくりと上がって下りてきたが、下りも体が重かった。病上がりは体力が落ちているのだろう、洟もずるずると垂れ、まだまだという感じだ。いつものショック療法でと思うが、なるほどランニングハイは感じるもののやはり寒い。

先日のティーレマンの記事に反応して、フライブルクの女性が書き込みしてくれたが、その罪状として四千万円のドルニーに支払う損害額を明記した。因果関係としてははっきりしているのだが、ティーレマンに乗せられた政治家にも責任があるのでその額を全てあの男の責任だとは言わないが、まあ額を出せばその罪状が明らかになるということだろう。もう一つネルソンズ事件の責任にも言及しているが、それを言い出すと私はもう止まらない。むしろこの局面での鷹揚な態度が新たな経済被害を与えるのではないかとみている。年来のティーレマンウォチャーとしては、底についてきていながらも中々根深い人気もあるので、安心ならない。

アムステルダムでの2020年マーラーフェストの発券状況が興味深い。恐らく多くは年来の定期会員向きに担保されているようだが、既に大分出ているようなのも不思議だ。兎に角、一年半ほど先のことであり、幾つかの管弦楽団を揃えるとしてもオペラなどから比べると比較的小さな企画だ。それでも首席指揮者の名がなくても売り込むだけの強気の商売をしている。そもそもマーラーの交響曲を並べても普段の名曲コンサートを並べるようにしか映らないのでその芸術的意義が希薄である。マーラーのアムステルダムとの関係やその他は百も承知のこととしても正直この企画は解せない。如何にもMeToo指揮者の同意もあったような企画にしか思えない。

個人的には、ペトレンコ指揮ベルリナーフィルハーモニカーの二種類のプログラムしか興味がなく、その他も未決定ながらこれはという指揮者がコンセルトヘボーを振る訳でもないので、態々アムステルダムまで出かけ宿泊する気にもならない。両プログラムとも恐らく身近で聞ける筈だからだ。自分自身のマーラーの作品への視座も変わってきていて、最初にヴァルターとかクレムペラー指揮のそしてバーンスタイン指揮のルネッサンスとかを経過してくると、最早どの方向に演奏されるべきかというのは美学的に明らかで、若干食い尽くされすぎた感があるのは否めない。そのような前提で、ネルソンズ指揮のものなどもあるのだろうが、ああした演奏形態は観客の熱狂とは反対方向にあるので、必ずしもシェーンベルクの作品などと比べてポピュラーであり続けるとはいい難いと感じる。要するにヒンデミットの作風ほどではなくても結構神経症的な面は否めないからだ ― フランツ・シュミット交響曲四番のあの作風と比較すれば一目瞭然だ。



参照:
客家入りの喉飴 2018-11-15 | 雑感
再び240GのSSDを発注 2018-11-02 | 雑感
コメント
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