Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

WIN録音システムの進化

2018-11-24 | テクニック
「オテロ」初日の録音準備をしていた。そして気が付いた。前回のバイエルン放送生中継は会場にいたので留守録音だった。そしてノイズに気が付いた。デジタルの同調ノイズのようなもので、大抵は気が付かないが生放送のダイナミックスレンジが広いとプチプチと邪魔になるものだった。その後調査するとこの放送局に特有のもので他所では一度もなかった。どうもあまりにも音質重視で解決出来ていないものがあるらしい。そのノイズに再び気が付いたのだ。前回は外出中だったから後の祭りだったが、今回は何とかならないか試してみた。

色々なストリーミングのURLを試してみたが、結局はストリーミング自体の鮮度を落としているURLでは目立たないもののそれでは意味がない。それならばオンデマンドに近づくだけだ。最初から音質を落とすよりも可能な限りよさそうなところでもう一度試してみる。会場の音が大きく録れていればそれほど目立たない。それに期待するしかなさそうだ。

準備をしていて確認したことがある。技術的な問題でしかないが、SSDのノートブックのAudacityで録音しようと思うと音が入力しない。設定を見れば、入力段がややこしいことになっている。なぜならばウィンドーズでHdmi出力をスタンダードにしていたので、その回路がマスターになっていたからだ。Hdmiの画像はデジタルだが、音声はモニターに送るので、アナログ扱いとなっている。しかしもう一方の出力もノートブックのスピーカ行きならばアナログだ。この辺りが最もLINUXと異なる面で、機械を直接制御できない。一番顕著なのは、Audacityで入力を絞れるかどうかで、Hdmi入力では明らかにアナログ制御だった。

それが今度インターフェースをWASAPIにして、入力を再生時の出力と同様にスピーカーへのRealtekHDに送るものをループバックしたものにすると、音量制御が出来なくなった。WASAPIにしていても複数の音源からの音が出ていることからミキサーを通っているには違いないが、Realtekのデジタル出力を録っている可能性がある。今回はそのドライヴァーをFUJITSUからの古いものではなくて最新のものを入れたので変わったのかもしれない - そもそもLINUXではRealtekを使っていない。

確かに聞いた感じでは問題のプツプツ音は出ているのだが目立たなく感じる。更に調べるとインターフェースのPortAudioV19は、Audacity2.04からWASAPIで24Bit録音が可能になったとある。つまり、そのままのデジタルを録音したようだ。これはHDDの時に為せていなかったもので、現在使っているものが2.3.0なので、これだけでも間違いなく録音システムが進化したようだ。



参照:
初日に間にあったSSD 2018-11-23 | 生活
次をリストアップする 2018-11-09 | 雑感
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