缶詰だけど、それが何か?

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DoaU251日目_Part2_一蘭(ラーメン/渋谷)

2009-11-06 18:59:20 | 食べ歩き
2003年

アトムが誕生するはずだったこの年、宜保愛子が死んだ。
エジプトに初めて行ったこの年、アンマン空港で毎日新聞記者が手榴弾を爆破させた。
12年ぶりに嫁さんを飛行機に乗せたこの年、ゆいレールが開通した。
トリビアの泉でへえボタンが押しまくられたこの年、一蘭に初めて行った。

9月にエジプトに行く直前、ラクーアでサンダードルフィン。
そして、しばらく日本らしい食べ物は食べられないからと、
そこそこ話題になっていた一蘭に行ってみた。

まあ、珍しいスタイル。
ただ、友達と食べるには実に不向きで、
両サイドは仕切り版、目の前には赤い暖簾、
さすがに板と暖簾に話しかけても、返事はしてくれない。
友達が喰ってるペースすらわからんから、のんびり食べていたら、
外で延々待たせる、という素敵な結末も用意してくれていた。

ハローワークに行く前に銀行へ。
さすがに渋谷だ、振込をするのに意外と時間がかかる。
手近で・・・ああ、一蘭でいいか・・・。

地下に下りて行くと、ドアの前に食券機。
まあ普通にラーメン(790円)をぽちっと。
ドアをくぐると、えっ、待ち人・・・3人。
1時半近いのに、混むか?そう思ってたら、
気味の悪いギャル4人連れとか・・・

ただ、席に着いてしまえば、どんなに混んでいようと早い。



基本はすべて普通を選んだけれど、秘伝のタレだけは半分に。
6年前も半分なら食べられたような気がしたからだ。

スープは今となってはどうってことのない。
いや当時から、そんなにうまいか?という感じだった。
麺も普通。
トッピングのチャーシューも普通。

しかし、赤い悪魔が溶け出すと、どうにもならん。
ノドがひりひりする、汗が止まらない。

こんなにキツかったっけ?思い出そうとする。
食べられたと思ったのは気のせいで、というか見事な錯誤で、
まだ暑かった9月、店の外で汗が止まらなかったことを思い出す。

790円は高いよねえ、このラーメンで。
やられた感いっぱいで店を出る。

ハローワークはかなりの混雑。
こりゃ、今年も派遣村ができるな、そう思える。

タワレコでzebrahead『Panty Raid』がアホみたいにおもしろい。



いいのか?こんなん買ってて・・・これから大塚会だっていうのに。

DoaU251日目_Part1_新三河島ってどこだよ?

2009-11-06 12:08:08 | 失業生活
11/6(金)

紙は辛抱強い

てきとーにウソネタばかりほざいていると、
いいかげんにしろ!この野郎!そう突っ込まれるし、
どつかれたりもする。
しまいには、はいはい、そうあしらわれて、最後はシカトだ。

しかし、人間と違って紙は寛大だ。
妄想虚言癖がある人間に対してもシカトしないし、
どつき倒すこともせずに、黙って書かれることをよしとする。

しかし、逆に言えば、紙に書いてあるからといって、
それが真実だ、そういう保障もない訳である。
この本にこう書いてあったから正しい、そう言いたがる人は、
紙に書いてある事物は正しいと信じている人であって、
こういう人は論理学で言う「権威による誤謬」に陥りやすい。
そして権威による誤謬に陥りやすい人は圧倒的に多い。

昨日11/5、久しぶりに面接に行った。
20時45分というアホみたいな時間を指定されていた。
19時過ぎに家を出る。日暮里から京成本線に乗り換える。
下りたのは、隣の新三河島という駅。
まだ20時。

まあ、ドトールとかカフェドクリエで茶でも飲んで・・・
暗いぞ、人が歩いていないぞ、ここは東京だぞ、明治通り沿いだぞ。
明治通り沿いにある、その会社に向かって歩くと
店はほぼシャッターをおろしている。
ただ、そもそも開いていないという可能性もあるけれど・・・

交番の先に輝く光。



冠新道商興会とある。
お買い物は地元で、そういう幟も目につく。
しかし、20時にして、先は真っ暗である。
もう少し明治通りを進んでみよう。
すると、キヌ電通りなるものがある。
明治通りを渡って、ちょっと進んでみるけれど、
キヌ電とはなんだかわからんし、狭く道がうねうね続いている。
明るければ歩くんだけどなあ。

明治通りに戻って、ちょっと進むと東京電力、そして歩道橋。



ここから先は北区、そう荒川区との区境の場所。
いつも通り、上ってみるけれど、暗いだけだ、つまらん。

地上に降りて、看板を探す。
点いているのはスナック、パブ、焼肉、ラーメンといった看板たち。
Coffeeの文字を見つけても、その後ろには「&Snack」の文字。
ドトールやカフェクリなんてどこにでもある、
それが勘違いだと知るには最高の場所である。

田端新町1丁目の交差点までくる。
ドラッグストアに吉野家。ドトールないのかなあ。

車2台の事故処理に走る警官と電話をかけているドライバー。
上空を走っているのは何だろ?

ちょっと南下、したのかどうかもわからんけれど、進むと、
冠新道に出る。
トンカツ屋とドラッグストア、地元の小規模スーパー。
冠新道入口の交差点まで戻って、ファミマに入る。
表でタバコを吸いながら、携帯を開く、20時30分。
まあいいか、15分前だけど。

とことこ向かうとビルの1階に人影。
オレと同じぐらいのおじさんである。
20時45分から面接で、そう告げると、はいはいと2階へ案内される。
なんか見たことある・・・世間話をしながら待っていると、
面接担当者が現れる。

この2日、パワポに悪態をつきながら作った6ページの企画書、
この会社的にはありえないような虚言と妄想の塊を説明する。

しかし、だ。
やばいよ、この面接担当者、目がキラキラしている。
マズいなあ、まったくネゴってないから実現可能制はゼロ。
企画力の有無を見る、それだけのためモノだと思っていたのに。

参ったな、二次面接決定らしく、
それまでに金額を出して欲しい、そう言いはじめた。
挙げ句に、金額を出すのにどれぐらいかかるか?
それによって面接日を設定する、とのこと。

明らかに前職での肩書きによる錯誤を起こし、
確実に権威による誤謬に陥ってしまっている。
紙に書いてあることは必ずしも正しくない、早く覚えようよ。