缶詰だけど、それが何か?

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DoaU252日目_Part3_エビのうま煮

2009-11-07 23:58:31 | レシピ
珍しい日ですね

誕生日を言うとたいていそう言われる。
2/29生まれ以外は、確率的には1/365なので珍しくはない。
ただ、同じ数字が4つ並ぶのは確かにこの日だけだし、
なんちゃらの日という記念日がやたらと多いことは事実。

鮭の日、チーズの日、ピーナツの日、きりたんぽの日、もやしの日、
電池の日、配線器具の日、靴下の日、下駄の日、ライターの日、
サッカーの日、折り紙の日、宝石の日、煙突の日、磁気の日、
介護の日、コピーライターの日、西陣の日・・・。
1999年にはポッキーの日も加わって、日本だけで19の記念日。

嫁さんは10月ぐらいから騒ぎだす。
誕生日月間だぁ
軽井沢にソーセージを食べに行き、三浦に魚を食べに行き、
そして誕生日前の土日のどちらかは、ヤツが唯一誇れるハンバーグを作る。

しかし、家には挽肉がない。
しかも、豚と牛の割合が5:5じゃないとイヤなのだ。

夕方、ビールを買いがてら挽肉を求めてOKストアに向かう。
しかし、OKの挽肉はおかしい。
沖縄産の豚挽肉がある、おお、すげえ、そう思う。
けれど、牛肉がらみは欧州産なのだ。
嫁さんは国産以外の肉が嫌いなので、どうすることもできない。

ハンバーグは断念して、野菜室の掃除をすることにする。
青梗菜とピーマン、レタス、そして葉ネギ。
先週の宅配野菜を処分しよう。

フリーザーからエビを6尾、日本酒をふりかけて解凍する。
塩・白コショウをふり、醤油とオイスターソースを少々。
片栗粉をふって、ごま油をたらしてよく揉み込む。

ニンニク1片をみじん切りに、葉ネギは3cmぐらに切る。
ピーマンとレタスは細切りに、青梗菜は半分に切る。
賞味期限ぎりぎりの玉子2個は割りほぐす。

フライパンに唐辛子1/2本を加え、さらにニンニクを弱火で。
香りがたってきたら、エビを放り込んで、ざっと炒める。



表面が赤くなったら、エビを取り出す。
レタスとピーマンを入れて、鶏ガラスープの素を加える。
さらに青梗菜を入れて、ざざっと火を通す。



水を加えて煮込む。
しんなりしたら、エビを加えて、さらに一煮立ち。



割りほぐした玉子を流し込んで、さらに水溶き片栗粉でまとめる。



横浜・中華街の上海飯店のカニの玉子煮をイメージしたけれど、
まったく違うもの・・・。
野菜とエビを別にすればよかったなあ。

まあ、ウマいからいいけれど、見た目が今イチ。
う~ん。

DoaU252日目_Part2_JALパスタソース

2009-11-07 21:21:19 | 食べ物
NaCl

化学式で書くと塩はこうなる。
HCL(塩酸)をNaOH(水酸化ナトリウム)で中和すると
NaClとH2Oに分解、そのまま煮沸すると塩が結晶化する。
このように科学的に作られた塩にはミネラルが全くないため、
旨味はまったくない。

「食卓塩」という名称で売られている塩は、
海水に電流を通すことで、イオン化させ水と塩に分ける。
この塩もミネラル分を含む訳ではなく、尖った塩辛さが舌を直撃する。

伯方の塩などに代表される海塩はいわゆる自然塩である。
塩田などで自然に水分を蒸発させる、煮詰めるなどの方法で抽出する。
海水に含まれるミネラル分を多いため、旨味が強くなる。
家には沖縄の「ぬちまーす」、大島の「海の精」、伯方の塩、
フランスの「ゲランドの塩」「バレンヌの塩」、イタリア産のもの、
5種類ある。
甘みよりも塩辛さがやや勝っている印象の塩。

岩塩も、もとを正せば海塩である。
地殻の変動などにより海だったところが陸地になり、それが凝固したもの。
この岩塩は甘みが強く、オレは一番好きだ。
家にはパキスタンのピンクソルト、ヒマラヤのブラック岩塩がある。
ピンクソルトはソルトミルでごりごり挽いて使う。
ブラック岩塩はおろし金がついていて、おろして使うんだけれども、
硫黄臭が強いので、使い方が難しいのだ。
固茹でにした玉子にふりかければ、温泉玉子って感じにはなる。
しかし、どうするか?困り果てている塩である。

いわゆる食卓塩はこれまでなかったけれど、
10/15に茹でた枝豆についてきた塩の一方が食卓塩。
かなり塩辛い、まあ、塩なので当たり前と言えば当たり前。

コレ、使いますか?

昼ごはん、めんどくさかったのでJALのパスタソースを使うことにする。



ボロネーセと蟹のトマトクリームソースの2種類。
これを電子レンジで加熱すればいいだけ、簡単である。

パスタはディチェコのスパゲッティーニ。
デカイ鍋に中さじ3のNaClを入れる、一掴みよりは少ないけれど、
まあ食卓塩だし、いいでしょう。

8分ぐらいで硬さを確かめる。
あれ?しょっぺ!
水で洗う訳にもいかないし、参ったなあ、どうしよ。

とりあえず8分半で茹で上がったスパゲッティーニを
オリーブオイルとバジルで炒める。

ボロネーゼは炒めたパスタにかけるだけ。



いかにもジャパニーズはミートソース。
ソース自体はそこそこうまい。
しかし、パスタがすごいことになっている。
やばいなあ、これ。

蟹のトマトクリームソースはフライパンに残したパスタに絡める。



水分が飛んで、さらに塩気が強くなってしまった。
ソースは生臭さもないし、いいんだけれど、塩がどうにもならん。

嫁さんと2人で、お茶をがぶ飲みする。
1人あたり700cc程度は飲んだハズだ。
それでもノドが乾く、どうにもならん。

人を殺そうと思ったら簡単だ、そう思う。
少しずつ塩を多くしていけばいいのだ、特に岩塩を。
半年もかけて高血圧にする、そしてさらに塩分を増やす。
ヒ素よりも安全だ、足がつく可能性もないし。

そう思わせるぐらいの塩分・・・ああ、塩を抜きてえ。

DoaU252日目_Part1_大塚会

2009-11-07 12:32:15 | 大塚会
11/7(土)

人間は学習する生き物である。
こうしてブログを書けるのも、学習しているからである。
“こうして”と打つのに、“こ”はkとoだ、で、kはここで、oはここで・・・などと
いちいち考えて打っている訳ではない。
何も考えずにだだだっと打てるのは、脳が学習しているからで、
さらに、運動神経が運動器官に伝えることができるからである。

この学習という行為が時に錯誤を引き起こす。

嫁さんとスーパーに行った時に、精肉売り場で嫁さんが言った。
豚(ぶた)トロピカル焼きってなあに?
うん?と思って、指差された肉を見る。慌てて嫁さんの口をふさぐ。
豚トロカルビ焼き
そう書かれてあった。
嫁さんの脳は「豚トロ」という言葉を知らなかった。
だから、「トロ」「カルビ」という単語を、
知っていて似たような単語「トロピカル」に脳が置き換えた訳である。

スギ花粉症などのアレルギー症状もそのひとつだし、
エッシャーとかのだまし絵だって、脳の錯誤を利用している訳だ。

昨日、11/6は大塚会@神田である。
19時過ぎに家を出る。一昨日のデジャビュみたいだ、そう思いながら。
神田着は20時ちょい前。
JR沿いを進んで、ステーションホテルの角を左へ。
その先にあるハズ・・・しかし、ビルの看板を見たオレの脳は
違う!
そう言う。
店名は「まんてん」。あっている。
しかし、背景はギャル3人の顔写真。
ぼったくり系のヤバい店だ
そう判断して通過する。
そのブロックをぐるっと1周する。
しかし「まんてん」なる店はない。
おいおい・・・携帯でふ~む~のページを見る。
携帯は便利だ、地図を拡大しつづける。
さっきの看板のあたりをポイントしている。
戻ってみる。



厳選串揚げ居酒屋 まんてん 神田店
正面の看板にそう書いてあるではないか。
完全に脳が錯誤を起こしていた訳である。
しかし、その看板にもおねーちゃん3体。なんだ?ココ?

ちなみにKanda.netなるサイトの画像はまるで違う。
おねーちゃんたちは何時から繁殖したんだろ?

そしてドアをくぐると、いらっしゃいませ♪
露出は多いけれど、これっぽっちもそそらないギャルがお出迎え。
そして、なぜか全員、ぽっこりおなか、
それを堂々と露出できるんだから、すげえな、マジで。
先に来ていたブラックSYとそんな話をしながら、生ビール。
OKが来たところで、料理を注文。

転職したSRは来れないかと思ったけれど、20時30分ぐらいには到着。
そしてさらに遅れて8月29日以来の登場になる大塚

やってくるなり、大塚に言う。
ずぼん切れ!ネクタイごとシャツを下半分切れ!
おねーちゃんたちと同じ姿にしたかったんだけれど、
生意気な小動物は拒否る。

おねーちゃんたちに絡ませようとするけれど、キョドってばかり。
シシャモやウインナーをネタに完全無欠のセクハラ注文をさせようと
台詞まで考えてやっているのに、だ。

久しぶりに大塚をいぢれた、まあ、それだけでも満足だ。
ただ、大塚は確実に腕を落としている。何だよ、ホントに。

料理もいろいろと頼んだ。
「これとこれとこれと、ああ、これもいいねえ」
メニューを見ながらそう言うと、ブラックSYが一言。
「頼むだけ頼んで手を付けないって多くないですか?」
はい、その通り。
てか、テーブルに並んでないと寂しいのだ、卯年は。

串揚げもけっこう食べた。
豚かつ、うずら、ちくわに紋甲イカ。
ブラックSYが頼んだアスパラは串に刺さってねえよ、
まるごと1本、しかもかなりでかい。



もちをすするオッサンのように大塚に喰わせようとするけれど、
オマエさあ、ホントに・・・。
あんまりなリアクションなので、もう1本追加する。
しかし、だ。
また冷めちまった。つまんねえ。
ええ、食べ物で遊ぶのはよくないです、はい。

とりあえず出ますか、OKがそう告げて時計を見ると、
とりあえず、じゃなくて、帰らなければならない時間。
この4人と飲んでいる時間は、ホントに短く感じる。
これも脳が錯誤を起こした、その結果である