缶詰だけど、それが何か?

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DoaU257日目_Part2_琥珀の贅沢

2009-11-12 23:14:03 | 食べ物
ジュラシックパークが公開されたのはもう16年前。
CG以上に、その発想がすごかった。
蚊が吸った血液からDNAを採取、そこから恐竜を再生する
そんなこと考えもつかない。

しかし、蚊なんて生き物はいなかった訳で・・・。
それに運よく琥珀に閉じ込められるなんてねえ。

この蚊を閉じ込めていた物質が琥珀。
樹脂が地中で固化した宝石の一種である。
アリやクモ、葉が混在している場合もあって、
こうなると値段が格段に上がる。

つまり琥珀の贅沢とはこういうことか?



しかし、当然、クモもアリもいない訳で。
あるのは、いかにもサントリーっぽい味、モルツ的な。
アロマホップ100%と書いてあるけれど、
それ以外は何が何だかわからん、なんだろね、コレ。

そして、これを飲みながら食べるのは、昨日のおでん



追加したのははんぺんぐらい。
あとは鍋がなんとかしてくれる。

冬になると、嫁さんがやたらとおでんを作っていた、
その理由がわかった、ああ、ホントにおでんって楽でいい。

DoaU257日目_Part1_新喜楽亭(ラーメン/大岡山)

2009-11-12 17:36:35 | 食べ歩き
11/12(木)

イビチャ・オシムは言った。
遅い、すべてが遅い!

そう、考えている間に、チャンスは地球を1周してきて、
また追い越して行く、そしてチャンスには2度と出会えない。

4/6に嫁さんと散歩した。
大岡山のしま坂というラーメン屋で昼ごはんを食べて、
大岡山商店街に戻ると、素敵なラーメン屋があった。
いつか行こう、そう思ったまま時は過ぎた。

昨日、ハローワークでもらってきた紹介状を投函しないといけない。
自由が丘にも雪谷大塚にも食傷気味なので、う~んと考える。
ホンモノのエサをぶら下げないと、このクソ寒い中、出る気にならん。

で、思い出したのだ、大岡山のラーメン屋を。

12時半ぐらいに家を出る。
さすがに平日、東工大を抜けるのもどうよ?
大井町線沿いに進んで大岡山駅に到着、北口商店街を進む。
駅から500mぐらい進んだところに、目指す「あけぼの」はある。

遠目にショーウィンドウが木で覆われているのが見える。
いやな予感がする。



定休日か?こんなんばっかだな、昨日の泰興楼といい。
いや、それどころではない。



閉店のお知らせなる貼り紙。
9月末に営業を終えていたのだ。
そう、チャンスは地球を2周以上して、オレの真後ろで止まった。
もう、このチャンスは2度と来ない。
熊っ子のように更地にはなっていないのが救いだ。
この建物、そしてショーウィンドウはずっと残して欲しい、そう思う。

さて・・・、そう途方に暮れる訳にもいかない。
なにしろ寒いのだ。

いっそ、王将?
いや、しま坂?

とりあえず、しま坂へ向かおう、ちまきも喰ってやろうじゃないの。
1時ちょっと前、しま坂も空いてそうだけれど、う~ん。
同じビルの南側、こっちのラーメン屋も気にはなっていた。



なにしろラーメン1杯400円、恐ろしいまでに安い。
タンメン・ギョーザセットは700円、どんな店だ?
最近のラーメン屋だったら、フツーのラーメンすら喰えない。

まあ、入ってみましょ。
テーブルが5台だけの店内に、お客さんは1人だけ。
来ないよね、ここまで、来たってしま坂に行くだろうし。

ラーメンと餃子(300円)、ビール(500円)を頼む。
ビールはキリンのラガー、大瓶だよ、参ったな。

おばあちゃんが、つまみにザーサイを持ってきてくれる。
のんびりつまみ、本を読みながらグラスを傾ける。
10分ぐらいで、餃子が登場。



見た目はどうってことのない餃子。
一口、今どきあり得ないぐらいのニンニク、すごいぞ。
キャベツと豚肉がいい感じの甘さ。
うん、うまいんじゃない?

餃子を3つ食べたあたりで、ラーメンが出てくる。



これまた、どうってことのないラーメン。
スープは昔ながらの醤油スープ。
奇をてらうなんて言葉は、たぶん、ここのご主人は知らない。
それぐらい基本に忠実にラーメンを作っている。
こういう何でもないけれど、うまいスープが好きなのだ。

麺は歯なんていらない、それぐらい歯ごたえもないけれど、
これまた不思議と最後まで同じ食感。

チャーシューはもも肉系かな?
しっかりした食感。甘みが強い。
なるとがないのがちょっと残念、やはり昔ながらのラーメンには必須だ。

大岡山で一番人気店になったしま坂はまだ次がある。
しかし、この名前もわからないラーメン屋さんは、
いつ閉店になるかわからない。
客の入りではなく、ご主人と奥さんの年齢的に。
入ってよかった、そうニンニク臭いアタマで思う。