缶詰だけど、それが何か?

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DoaU272日目_Part2_おでん3日目

2009-11-27 23:50:09 | レシピ
清水義範「金鯱の夢」
後半は2段組みになるという奇作。
上段は徳川家康が天下をとれなかったという設定で、
現在の標準語は名古屋弁という無茶な展開。
それが気に入らない人は下段を読め、という苦茶な作品。

たか旦那&TOSHI-KUNではないけれど、
「if~もしも~」そんな小説はけっこう多い。

そして今日、ブックファーストで見つけた。
矢作俊彦「あ・じゃ・ぱ・ん」
第2次大戦後の日本が東西に分断されて・・・
それが文庫化されていた。
ずっしりとくる、上下巻で1,100ページ。

大倉崇裕「七度狐」
柳広司「吾輩はシャーロック・ホームズである」
2冊同時に読んでる身としては、さてどうするか、である。
さすがに3冊同時は無理だろう。
吾輩はシャーロック・ホームズはほぼ終わりかけている。
七度狐はまだ序盤だけれど、展開、そして結末は読めた。
とりあえず、吾輩をとっとと終わらせよう。

とっとと終わらせたいのは大根である。
今日も追加した、おでんに。



椎茸とはんぺんも追加したけれど、大根が主体。
それでも、まだ1/4本。

そして、夜、出掛けていた嫁さんが椎茸をもらってくる。
それもただの椎茸ではない、菌を埋め込んだ塊である。
春先までわしわし採れるらしい、どうすんだ?
大根屋敷から脱出しつつあるのに、だ。

椎茸の夢、そう、椎茸に家を乗っ取られる、そんな夢だ。
それが上段なら、もちろん、下段が欲しい。
春まで宅配野菜で椎茸が来ないこと、それがせめてもの下段だ。

DoaU272日目_Part1_後楽本舗(ラーメン/渋谷)

2009-11-27 17:43:02 | 食べ歩き
11/27(金)

今の行政に求められてるものはな!
60ぐらいのおじさんが怒鳴り散らす。

オレだってわかってるんだよ、これは無理だってな!

口を挟もうとしても無駄である。
でもな、無理ですって断らなくたっていいだろ!
ハローワークのお兄さんは困り果てた顔。
難しいけれど、がんばってみましょう、そういう言い方はできないのか!
そしておじさんは説明を求める。
ハローワークのおにいさんが話しはじめて10秒。
だから、なんでそうなんだ!!
説明しろ、そう言っておきながら説明する機会すら与えない、
完全無欠の無茶苦茶おやじである。

隣で相談にあたっていたおねーさんが逃げてくる。
そりゃそうだ、横でごんごん怒鳴りまくられて仕事もなにもあったもんじゃない。
周囲へどんなに迷惑をかけようが、オレは知らん!
そういう態度を貫けるのは、ある意味うらやましい。
でも、そんな歳の取り方はしたくない、それだけは確かだ。

最初はおもしろがっていたけれど、さすがにお年寄り、
同じ話がループ、そして、どんどん声も大きくなる。

飽きた、そう思ってハローワークを出たら12時。
タワレコをちょっとのぞいて、南口へ。
昼ごはんをどうするか、モヤイとにらめっこしながら考える。
道玄坂から本店通りに出て、また道玄坂へ。
食べたいものが見つからずに右往左往。

一瞬、松屋が鼻さきをくすぐるけれど、それもなあ。
道玄坂を下って、シネタワーの脇を入る。
今度は吉野家がくすぐる。
パチンコ屋のあたりをぐるぐるしていたら、ああ、こんな店。



店の正面はラーメン王後楽本舗
その下にはラーメン王後楽
その横には後楽ラーメン

どれが本名なのかわからんこの店、
けっこうな人気店で、以前、入ろうとして入れなかったけれど、
今日は空いてそうなので、入ってみる。

メニューをちらっと見る。
タンメン単品で550円。
タンメン定食だと650円で、餃子3個とライスが付く。
こっちでいいか、タンメン定食を頼む。
頼んでから気付く、単品で餃子3個もありだったのか、と。
ただ、そうなると550円+200円。
まあ、ごはんは残せばいい、それだけだ。

カウンターの中にはおじさん、おにいさん、おじいさんの3人。
どうも、このおじいさんが怪しい。
注文なんて覚えてないから、何度もなんでしたっけ?と聞いてくる。
おにいさんがいぢめに近いぐらいの激しい言い方をしているけれど、
耳が悪いのか、それとも天然なのか、どこ吹く風である。
おじさんの言葉も激しい。しかしフライパンの振り方はそれ以上、
王将よりも早いかも。

最初にライスが出てくる。これぐらいなら食べられる?
続いて出てきたタンメンで、無謀だと知る。



モヤシにキャベツ、野菜がもりもり。
しかも、餃子はさらに遅れて焼きたてが出て来る。
これで650円はかなり安い。

ただし、血圧を気にしている人はタンメンは頼まない方がいい。
すごい塩分で、とにかくノドが乾く。
野菜のシャキシャキ感はいいし、麺も嫌いじゃない。
スープだってまずい訳ではないけれど、とにかく塩だ。
餃子は焼きたて以外は特筆すべきものはない。
けれど650円だから、文句は言えない、いや言うべきではない。

ただし、カウンターを拭き方だけは勘弁。
2つとなりの椅子の上にモヤシ、オレのコートにもご飯粒。
下に落とすのはやめてください、コレはマジ。

ご飯粒をとって、モヤイとにらめっこしながら一服。
目の前でおもしろいおねーちゃんが3人。



仁丹が新しくなったらしく、そのプロモーションである。
いいねえ、帽子も髭も。
パッケージのおじさんみたいな感じを女の子にやらせる、
アホらしいけれど、かなり好きなアイデア。
ただ、デニムはどうなのよ?
おじさん、バストアップだったからねえ、下半身は想像するしかないけれど、
スキニーではないハズだ、
いや、タイツという可能性もあるから、そうおかしくもないか、
少なくとも、今の行政に求められるものは!そう叫ぶおじさんよりも。