時間を買う時代

以前読んだ本に書いてあったのですが、
歩いて30分かかるところを、タクシーで行ったら
５分でついた。

この場合、時間でいえば25分の短縮に
なるわけですが、別のいいかたをすれば、
タクシー代を払って25分という時間を
買ったとも言える、というような記述があったんですね。

それを読んでなるほど～とえらく感動したのですが、
この「時間をお金で買う」ということは言うまでもなく、
私たちの日常でもよく行われていることです。

たとえば、すっかり定着したネットオークション。
これも絶版になった本やら懸賞品のグッズなど、
レアものとして破格の値段がつくことがよくありますが、
ここで本当に売買されているのはモノではなくて
実は時間なんだと私は思うんですよね～。

レアもの取引の場合、現時点では買えないはずの
モノを過去の時点にさかのぼって買っている
というようにもある意味、言えるのではないでしょうか。

ネットショッピングにおいても、わざわざお店に
出向かなくても、自宅にいながら簡単なパソコンの
操作でモノが購入できるというのは、つきつめると
時間を買っていることだと思います。

オークションやネットショッピングがこれだけ普及したのも、
実は私たちが（意識しているかどうかは別として）
「時間が売買されている」からこそなのだと思います。
時間というものが、現代はこれだけ価値のあるものに
なってきているんですね。

これからのビジネスにおいても、時間を短縮するような
商品・サービスはますますさかんになってくるものと
思われます。

もうひとつ、時間とお金のことを言えば、
時間がお金を生み出すとも言えます。

主婦がチラシを真剣に見つめて、10円でも
安ければちょっと遠いところまで買いにいく……
ということはよくあることですが、これも時間を使って
（わざわざ遠いところまで時間をかけて行って）
お金を生み出しているといえます。

若い方で、人生に成功したい、けれど自分には
才能がないと嘆く方も多いかもしれませんが、
時間そのものが実は資本でもあり、使い方によっては
成功の元手にもなります。
時間をつかって、何を生み出すかということが
大事なのではないでしょうか。

人間に与えられたのは、１日24時間。
これは万人に平等に与えられたもの。
時間を元手にして、何か新しいもの
（価値のあるもの）を生み出すというのも、
人生を切り拓く鍵ではないかと思います。

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■今日の小ネタコーナー　その１■
私も専業主婦という立場でございますので、時間を
つかってお金を生み出すということはよくあります（笑）。
某デパートで何気なくのぞいたセールコーナーで
定価の半額以下（4200円）で売っていたモザイクの
スカートをgetしました～。
自分が気に入ったもので、サイズがあえばセールで
買うのはやっぱりお得。意外と期待していなかったときに
掘り出し物にあたります。

■今日の小ネタコーナー　その２■
スタバの抹茶ティーラテ。最近、気に入ってます。
グリーンの色がすごくきれいなのと、抹茶の苦味と
ちょっと甘い味が日常のストレスから解放してくれる。
定番メニューにして欲しいっす。
それにしても、苦いものがおいしいと感じるように
なったのは、一体、いつからなんだろう。
ビールとか、なんでこんなものがおいしいんだろうって、
昔は思っていたのにな～



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