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空白のページを埋めるように、日々のできごとあれこれつづります。

小悪魔よりは女神をめざす

2006-12-22 20:42:00 | 幸福のヒント

少し前に「小悪魔」がブームになりました。
小悪魔本がたくさん出ていたので、流行当時
私も書店で一冊手にとって中をパラパラ開いて
みたんですよね。

その中で、ある小悪魔本の著者が学生時代、
幸せそうにつきあっていたあるカップルを見て、
好きでもなんでもないのに男性を誘惑して二人の仲を
裂いた~みたいなことが自慢気に書いてありました。

ブームになったくらいなので多くの女性たちが
その考え方をよしとした、ということだと思うのですが、
私個人としてはチョット、チョット、チョット~とその場で
思わず引いてしまったのでありました。

いろんな価値観が乱立しており、どういう価値観を
選んで生きるかは個人の自由に任されていますが、
私としては小悪魔よりも女神をめざしたいと
思うんですよね~。

ビジュアル的にもツノとシッポの生えて、一見きれいっぽく
見えるかもしれないけど、よく見ると口が耳までさけてる~
っていう小悪魔より、ヒラヒラとした光り輝く衣服を
身にまとい、その場にいるだけで周囲を明るく照らして
愛や慈悲、癒しをもたらす女神の方が断然、カッコイイし
美しいと思うもん(笑)。

冗談はさておき、私は女性は神(女神)の力が与えられて
いると確信しているのです。
奥さんのことを「カミさん」っていのうも、「カミ=上=神」から
きているという説もありますしね。

この「女神チカラ」は男性を育てて一人前にするときに
発揮される。

女性が男性を叱るとき(感情的に「怒る」ということでは
ありません。客観的に正当性があって、叱ることが相手の
ためにプラスになっているときのこと)男性はシュンとなって、
見捨てられたらどうしよう~とすごく不安そうな顔をして、
動揺する。

このときの男性って、ある意味、神様に見捨てられた気分
(世の中すべてから見捨てられた気分)になっているんじゃ
ないかと思う。

こういうときに見捨てることはないし、ずっと愛し続けるから
困難に負けず、大きな理想実現のためにしっかりと
がんばるのよ、と道を正して励ましてあげること、これが
女神のチカラではなかろうか。

そしてひとりの女性に長く愛され続けた男性は、やっぱり強くて
心にどっしりとした安定感がある。

男性心理をつかんでそれを使うという点では、小悪魔と一緒かも
しれませんが、結果として相手にモノを買わせて貢がせたり
自分の都合のいいように動かすことに使うのか、相手の
人間的な向上を心から願って導いていくことに使うのか。

ここが小悪魔と女神が分かれてくるところじゃないかと
思うんですよね~。

いろんな女性たちを見ていますが、男性に対しても、そして
自分自身に対しても誠実に生きている女性は、外見云々
以前にやっぱりみなそれぞれに美しいのです。

現実はなかなか難しいですが、女神のような美しい生き方を
めざしていきたいものです。

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■今日の小ネタコーナー その1■
女神といえば、私が昔から好きな女神像の
ひとつにルーブル美術館にある「サモトラケのニケ」が
あります。このニケは勝利の女神で、スポーツブランド
「ナイキ」の名前の由来もここからきているとか。
大地におりたった女神で、見ていて風を感じる。
めちゃめちゃかっこよくて美しい~。

■今日の小ネタコーナー その2■
この女神像、顔と腕がないので、なおさら想像力が
刺激されるんですよね~。私の勝手な想像では、
この女神の片手には剣が握られていて、それを
かざしているということになっている。
勝利の女神が剣をかざすと、ピカッと光がおきて
魔物退散~みたいな(笑)。
私、ファンタジー&RPGの世界にはまりすぎか?!



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コメント (6)
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