ぽれぽれ日記

大泉学園にあるアロマテラピー・かっさサロン
「POLEPOLE」のセラピストによる、
ゆるーい日記(たまーに更新)

11月~12月(晩秋)の身体

2010-11-17 | 身がまま整体
一気に秋を飛び越えて、冬のような陽気になっちゃいましたね

(今日も、セルフで出来る「身がまま整体」を紹介します。)

身体は、寒さに対して「身をすくめて」放熱を防ごうとします。
身体は左側から縮みやすく、その左右差が大きくなってねじれると、
不調を起こしやすくなります。
例えば、骨盤がねじれると、腰痛になります。
左右差が大きくなると風邪をひきやすくなりますが、
風邪が治ると左右差が取れて、ねじれも直ります。
なので、この時季風邪をひくことは、悪いことではないのです。

そして、この時季、胸椎11番も敏感になります。
胸椎11番は、内分泌系に関係しているので、
アレルギー反応が出やすくなったり、治りが悪くなったりしますが、
この時季ここに弾力がつけてあげると、
寒さやストレスにも力強く反応できる身体になれます。

まずは、やはりのぼせをとって、胸椎11番と骨盤に弾力をつけましょう!

1.のぼせをとりましょう
 
 1.両耳の軟骨の一番固いあたりを、外側に引っ張って、ゆっくりゆるめていく。
  (この時、呼吸を止めないで数呼吸)

 2.そのまま、5~6呼吸ほど、つまんだままキープ。

 首が温かくなって、頭が涼しくなってくると良い。
  耳の軟骨が柔らかく感じるまで、何回か繰り返しても良い。


2.曲池をあたためましょう
 
  両肘の外側の骨の尖ったあたり(曲池)を、
  それぞれ逆の手のひらでふんわり包み込んで、キープ。

  みぞおちのあたり、更に背中の真ん中あたりも温かくなって、
   肩の上、前頭部が涼しくなると良い。

  曲池に気を通すと、胸椎11番に反応して弾力を与えてくれるので、
   ストレスや寒さにも強い身体になります。同時に首の緊張も弛めてくれます。

3.血海を使って、骨盤に弾力をつけましょう

「血海」(膝のお皿の内側上縁)は、足から丹田へ向かう気の流れ
 (=身体を内側から温める流れ)のポンプスイッチです。
 ここを目覚めさせることで、お腹の中から身体を温め、骨盤に弾力をつけることが出来ます。

 1.両膝の指三本上のあたりを、それぞれ両手でつかんで少し内側にねじって、
  少しずつ(3呼吸ぐらいかけながら)力を弛め戻していく。

 お尻の下から腰にかけて温かくなってくると良い。
 (骨盤底部を弛めてくれます)

 2.膝の上を外側に少しねじり、少しずつ力を弛めていく。

 お尻の下、下腹が温かくなってくると良い。
 (骨盤上部を弛め、丹田が力強くなります)

 3.両膝とも右に少しねじり、少しずつ力を弛めていく。

 腰の上の方からお腹が温かくなると良い。
 (骨盤のねじれが解消されます)


胸椎11番が敏感と言うことは、感覚も鋭くなっているということでもあるので、
身体を中から温めて元気に保って、色々な芸術に触れて、
色々なものに感動できるといいですね~


コメント
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