山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

人間のつながり

2007-02-15 11:37:07 | 未分類過去
このごろいやなニュースが多い。
最近、気になるのは殺人事件であるが、ごく普通に見える人が残虐な行為を行うというのに驚かされる。その犯人像によくあるのは、孤独な人間像だ。
近所の家に進入し老人親子を殺した容疑で逮捕された21歳の大学生にも驚いた。べつにお金に困るような環境ではなさそうだし、アタマも悪くはなさそうである。いったい何のために人を殺さなければならないのか、意味不明だ。このような不気味な人間は孤立していることが多いようだ。
都内の大学3年生という点では、うちの娘と同じであり、なんだかおそろしい気がした。
そろそろ就職活動などしているのに、この人はどうなってしまっているのか?

そういえば、現代の若者はあまり集団行動をしない傾向なのではなかろうか?
最近、私はこのブログに団塊の世代のことを書いているが、団塊の世代は同世代が多いということも関係するのか、若いときから集団行動を好む人間だったと思える。
そして、周りの社会状況などにも関心を払うから、学生運動をしたり、労働運動をしたりして、集団社会そのものを変化させようと働くのだろう。
私たち現在40代の人間は、かなり個人主義になってきてはいるが、周りに不満がある者たちは若いとき暴走族などになっていて、集団でウサを晴らすことが多かったようにも思える。

しかし、今はもっと個人主義が進み、最近の若者は自分ひとりのことしか考えない人間が増えている。
そういう人は暴走族に入るのも人間関係が面倒くさいのではなかろうか。
だから、普段は何もしないで自宅にひとりで引きこもっている。そして、何か自分に不都合なことがあったり、自己実現できなかったりすると、身近なものを抹殺するという行動にでるようだ。なんだかタチが悪い。不良集団より不健康かもしれない。

小さいときから人とのつながりを持って生きるような社会を作っていかなくてはいけない。




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