なんだか最近食べ物のことばかり書いているような気がします。
家事は嫌いですが、家事の中で、まあ、そんなに嫌いでもないのは料理です。
だから、家事に力を入れるとしたら、まずは料理からかなあと思います。
このごろ、仕事をしていてもなんとなく空しいものがあります。頑張ったところで、どうなるものでもないし、毎日同じことの繰り返しです。
2~3年、同じ仕事をしていると、急激な成長段階はすでに終り、あとは年季を積むという風な状況になってきます。
パートタイマーの場合は、仕事の内容が変わるわけでもないし、上の段階にあがって行くようなものもないので、そういうことを生きがいにしていると結局は夢も希望もないような絶望感に陥るだけだと言えるでしょう。
こうなったら、仕事は単なる収入のための手段と割り切り、そのほかのことに生きがいや楽しみを持って生きて行ったほうがいいと思えてきます。
人生の目的を別のものにしたほうがよさそうです。
自己の向上というより、きょうはどれだけ楽しめたか、どれだけおいしいものが食べられて満足できたか、きれいなものを見て感動したか、というようなごく単純な幸福を求めるほうが、本当の幸せな人生を送ることができるのかもしれません。
そして、結局、おいしいものを求めておいしいものを作る、きれいなものを求めて身の回りをきれいにする、ということが、自分や家族を幸せにすることになるのかもしれません。
昨日も載せたケーキの写真は、ホテルオークラのテラスレストランでたべたものです。きれいですね。この皿の上に配置する角度も絶妙です。ウエイターさんは中年です。おそらく正社員です。きちんとしています。若いウェイトレスさんも髪をしっかり束ねて清潔にしています。とにかく落ち着いていて品がいいです。
こういうサービスを受けると本当にゆったりとした気分になれます。外には庭園があり小さな滝があります。夕方になるとかがり火が焚かれます。
それでいて、値段はけっして高くはありません。隣接する大倉集古館入場券と茶菓券(ケーキとコーヒー・紅茶)のセットで1600円ですから安いのではないでしょうか。
集古館もなかなか見応えがありました。中国の古い美術品から、日本の狩野派、横山大観の作品などがありました。日本で最初の私立美術館なのだそうです。天井の彫刻など建物も素敵です。花鳥画展での絵の中の花や鳥は今も昔も変わらないものだなあとその自然の創造物の姿を味わいました。人間も何世紀も前と同じ姿をしているのだから、動物や植物が同じなのもあたりまえですが、なんだか時空を超えて同じものなんだという不思議な気分になりました。
そして、夜は本館ロビーでプロの方のマリンバの演奏がありました。これは宿泊客でなくても無料でグラスワインをいただきながら鑑賞することができるので、沢山の人が集ってきていました。こういうサービスは本当の豊かさではないでしょうか。
こういうのは「美しい日本」です。ホテルオークラのファンになりそうです。
しかし、いくらあまりお金がかからないとは言っても、こんなことを頻繁に味わってはいられませんし、このような優雅なくつろぎが癖になってしまうのも困ります。
一流のものはいいです。いいものに浸ると品の無いもの、安価で安易なものがくだらなく感じ受け付けなくなってきてしまうかもしれません。
320円のチョコレートパフェ(すでに形作られ冷凍で保管されていて固い)と150円のドリンクバイキングなどを日頃食している私ですが、そのような習慣がいやになってしまいそうです。
夜間や休日に皿洗いのパートを追加してでも、少しはまともな服を買ったり、本当においしいものを食べて優雅な気分に浸りたいものだと思ったりします。
ロビーコンサートは毎月25日に行なわれます。今度は集古館と昼食券セット3200円というのもいいなあと思っています。
家事は嫌いですが、家事の中で、まあ、そんなに嫌いでもないのは料理です。
だから、家事に力を入れるとしたら、まずは料理からかなあと思います。
このごろ、仕事をしていてもなんとなく空しいものがあります。頑張ったところで、どうなるものでもないし、毎日同じことの繰り返しです。
2~3年、同じ仕事をしていると、急激な成長段階はすでに終り、あとは年季を積むという風な状況になってきます。
パートタイマーの場合は、仕事の内容が変わるわけでもないし、上の段階にあがって行くようなものもないので、そういうことを生きがいにしていると結局は夢も希望もないような絶望感に陥るだけだと言えるでしょう。
こうなったら、仕事は単なる収入のための手段と割り切り、そのほかのことに生きがいや楽しみを持って生きて行ったほうがいいと思えてきます。
人生の目的を別のものにしたほうがよさそうです。
自己の向上というより、きょうはどれだけ楽しめたか、どれだけおいしいものが食べられて満足できたか、きれいなものを見て感動したか、というようなごく単純な幸福を求めるほうが、本当の幸せな人生を送ることができるのかもしれません。
そして、結局、おいしいものを求めておいしいものを作る、きれいなものを求めて身の回りをきれいにする、ということが、自分や家族を幸せにすることになるのかもしれません。
昨日も載せたケーキの写真は、ホテルオークラのテラスレストランでたべたものです。きれいですね。この皿の上に配置する角度も絶妙です。ウエイターさんは中年です。おそらく正社員です。きちんとしています。若いウェイトレスさんも髪をしっかり束ねて清潔にしています。とにかく落ち着いていて品がいいです。
こういうサービスを受けると本当にゆったりとした気分になれます。外には庭園があり小さな滝があります。夕方になるとかがり火が焚かれます。
それでいて、値段はけっして高くはありません。隣接する大倉集古館入場券と茶菓券(ケーキとコーヒー・紅茶)のセットで1600円ですから安いのではないでしょうか。
集古館もなかなか見応えがありました。中国の古い美術品から、日本の狩野派、横山大観の作品などがありました。日本で最初の私立美術館なのだそうです。天井の彫刻など建物も素敵です。花鳥画展での絵の中の花や鳥は今も昔も変わらないものだなあとその自然の創造物の姿を味わいました。人間も何世紀も前と同じ姿をしているのだから、動物や植物が同じなのもあたりまえですが、なんだか時空を超えて同じものなんだという不思議な気分になりました。
そして、夜は本館ロビーでプロの方のマリンバの演奏がありました。これは宿泊客でなくても無料でグラスワインをいただきながら鑑賞することができるので、沢山の人が集ってきていました。こういうサービスは本当の豊かさではないでしょうか。
こういうのは「美しい日本」です。ホテルオークラのファンになりそうです。
しかし、いくらあまりお金がかからないとは言っても、こんなことを頻繁に味わってはいられませんし、このような優雅なくつろぎが癖になってしまうのも困ります。
一流のものはいいです。いいものに浸ると品の無いもの、安価で安易なものがくだらなく感じ受け付けなくなってきてしまうかもしれません。
320円のチョコレートパフェ(すでに形作られ冷凍で保管されていて固い)と150円のドリンクバイキングなどを日頃食している私ですが、そのような習慣がいやになってしまいそうです。
夜間や休日に皿洗いのパートを追加してでも、少しはまともな服を買ったり、本当においしいものを食べて優雅な気分に浸りたいものだと思ったりします。
ロビーコンサートは毎月25日に行なわれます。今度は集古館と昼食券セット3200円というのもいいなあと思っています。