山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

同席者

2012-09-24 00:44:49 | 日記
昨日、電車のボックス席で、20歳前後と思しき男子3人グループと同席になった。
自然に会話が耳に入ってくる。
「パンフレットに写っている写真のように、天気が良いといいですね。」
「この電車は展望席もありますが、この先、窓から海が見えますよ。」
「今の季節はサンマのお寿司がおいしいようです。」
などという、かなり落ち着いた年輩者を思わせるような内容だ。
友人同士だろうと思えるのに、このデスマス丁寧体の語尾はなんだろうか?
知り合ったばかりの人たちなのかな?先輩と後輩?などとちょっと気になっていた。

3人は、しばらく旅行先を楽しみとする会話を交わしていたが、1人がリュックから新書を取りだした。読みかけのページを開いて、電車に備え付けのテーブルの上に無造作に伏せて置く。その背表紙に、日本で1番偏差値の高い大学の図書館のシールが貼ってある。なるほど。それだから会話も、一般的な若者のようではないのか、と思う。
そして3人とも読書を始めた。

「17世紀フランス文学入門」
「思い出すことなど」(夏目漱石)
もう1人はiPadの電子書籍 
ときどき、それらに関して言葉を交わす。

なるほど、文学部か・・・
こういう人たちは、やっぱりこういう感じなんだな~
もろ真面目な雰囲気だな~
あんまり面白みはないな~
文学青年っていうのは、将来どんな職業に就くのだろう。

奇しくも、読んでる本は、無名短大の私がやっていたこととほとんど同じだ。
神様のいたずらか~?


彼らは、終点まで行ったようです。
昨夜はどこかに泊まったのでしょう。
今日は、雨で残念でしたね。
昨日のうちに遊覧船に乗ったかな?
大雨だと、きっと資料館とか水族館とか
屋根のあるところに行って
見学したんでしょうね。


帰りも一緒になるかなと思ったけど、
2度目の偶然は、ありませんでした。
コメント