今日は、また30度を超す残暑の日だった。午前中はまだ涼しかったが、午後になって昼寝をしているとものすごく暑くなってきた。時刻はちょうど3時。ついに冷房を入れた。
それから、何もすることがないので、本を読み始めた。
ブックオフで200円で買った「団地の女学生」という本だ。
この単行本(集英社)には、2つの小説が載っていて、最初の作品は「爪を噛む女」であり、もうひとつが「団地の女学生」である。「爪を噛む女」が先に載せられていてしかも長いのに、なぜ本の題名が「団地の女学生」なのかと思うが、そういえば最初の「爪を噛む女」の登場人物も、元は団地の女学生なのだった。
どちらも虚しく人生が過ぎ去って行く様子が描かれている。
人生を簡単に「虚しい」なんていうことばで片づけるべきではないのだろうが、理想の人生を遂げられないまま、時間が冷酷にも過ぎ去っていくことを、自分の人生と重ね合わせても、実感しないではいられない。
それは、目をそむけることのできない事実である。
本屋で、何か別の本を立ち読みをしていたときに、この作品についての書評のようなものを見たような気がする。その内容をはっきり覚えてはいないのだが、この作者は1963年生まれの中年男性なのに、よく女性の心がこんなにもわかるものだと思う。
どんなにいやでも、人はこういう道を通っていかなくてはならないのだ。
今後、老いていく自分に、覚悟を決めるしかないと思った。
それから、何もすることがないので、本を読み始めた。
ブックオフで200円で買った「団地の女学生」という本だ。
この単行本(集英社)には、2つの小説が載っていて、最初の作品は「爪を噛む女」であり、もうひとつが「団地の女学生」である。「爪を噛む女」が先に載せられていてしかも長いのに、なぜ本の題名が「団地の女学生」なのかと思うが、そういえば最初の「爪を噛む女」の登場人物も、元は団地の女学生なのだった。
どちらも虚しく人生が過ぎ去って行く様子が描かれている。
人生を簡単に「虚しい」なんていうことばで片づけるべきではないのだろうが、理想の人生を遂げられないまま、時間が冷酷にも過ぎ去っていくことを、自分の人生と重ね合わせても、実感しないではいられない。
それは、目をそむけることのできない事実である。
本屋で、何か別の本を立ち読みをしていたときに、この作品についての書評のようなものを見たような気がする。その内容をはっきり覚えてはいないのだが、この作者は1963年生まれの中年男性なのに、よく女性の心がこんなにもわかるものだと思う。
どんなにいやでも、人はこういう道を通っていかなくてはならないのだ。
今後、老いていく自分に、覚悟を決めるしかないと思った。