緊急事態宣言が再び出され、テレワークがまた本格化してきた。
これまでは、適当に出社していたが、この頃は必要がなければ極力在宅で仕事をしている。
ところが、こんなときに家のリモートパソコンからの印刷ができなくなってしまったのだ。
これまでも、できたりできなかったり、どうしてこんなに安定しないのだろうと思っていた。
何度も再起動したり、プリンターのドライバ-を入れ直したりすると、印刷ができるようになったりするのだが、この数日はどうしても自宅のプリンターがリダイレクトのプリンターとして認識されない。
今日は、とても急ぐ仕事があったので、会社に移動する暇がなかった。もっと早く出社が必要なことに気づけばよかったのだが、移動してから出勤打刻したのでは遅刻になってしまうし、出勤打刻後に休憩を取って移動するような時間的余裕もなかったのである。
こんなことになる前にも、起床後1時間はリモート印刷をしようと格闘しており、それがため、朝ご飯も食べられない、着替えもできない始末だった。
一昨日も同様に印刷ができなかったので、出勤打刻後に休憩を取って急遽出勤したのだが、やはり朝ご飯を食べる暇がなく、化粧もせずにボサボサの髪の毛にボロボロのGパンと普段着のセーターで会社に行った。その日は、急ぎの仕事ではなかったので、印刷だけしてすぐ戻ってこようと思っていたら、別の仕事があってそのまま会社で仕事を続けることになってしまった。
その後、一旦は自宅印刷ができるようになったのだが、今朝はまたもや不能に。
今日はもう移動している余裕がないので、印刷をしないでなんとか自宅で仕事をするしかなかった。そのため、パソコン画面を見ながら仕事を始めたのだが、途中で画像と文章を照らし合わせて整合性を確認する内容があったため困り果ててしまった。
1つの画面を閉じたり開いたりしても、照らし合わせることができないのだ。
そこで、パソコン画面の画像のほうをデジカメで撮影し、それを自分のパソコンに入れてからプリンターで印刷したのだが、デジカメ画像というのは、白い余白部分までグレーのように映るのである。
それを印刷するとブラックのインクを大量に使い、じっとりと濡れたような紙が出てくる。これは大変だと思い、デジカメ画像の周囲のグレーの部分をトリミングで除外し、さらに明るさ調節で一番明るく変更し、一旦保存した画像をもう一度編集してさらに明るさを一番明るくして、できるかぎり地を白っぽくして印刷した。そうすると、元々の黒い部分は青くなるのだ。こういうのって、昔の複写した書類みたいだ。
これでなんとかしのいだのだが、20枚くらいこんな作業をしていたら30分以上もかかってしまったようで、これだったら会社に移動したほうが早かったくらいだった。
こんな原始的なやりかた、こんりんざい御免である。
人によっては、ディスプレイをもう一つ貸与されていて、画面二つを使って書類を照合したりしているようだ。この方法もディスプレイを借りれば可能ではあるのだが、そうするとさらに広い置き場所が必要になるし、紙のように、そのものにちょっとした書き込みやメモ書きなどをすることができないので不便である。
インターネット上のクラウドに保存して、どのパソコンからも情報のやり取りができるようにするという方法も可能だと思うが、セキュリティーの問題があるから利用しないことになっている。
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家でリモート印刷ができない場合は、さっさと準備して会社に出勤すれば良いだけの話ではあるのだが、この頃は寒いし、新型コロナも怖いので、できるだけ自宅で働こうとついつい思ってしまう。