今週は、在宅でできる仕事が少なくて、出勤して仕事をしている。
今日は、会社にはほとんど人が居なくて、同じフロアーではたった一人で働いているようなものだったが、たまに他のフロアーからやってくる人がいたり、掃除会社の人が出入りしたりもするので、1日中マスクをしたまま仕事をしていた。
そうしたら、左耳の後ろが痛くなってきた。
私が今使っているマスクは、シャープのマスクなのだが、シャープのマスクはゴムがとても細いのである。
そのせいなのか、長時間つけていると特定の場所に圧がかかってしまうのかもしれない。
これまで何か月もずっと使ってきたのだが、こんなに毎日長時間つけていることがなかったので、痛みは感じなかった。苦痛を感じるのは今日が初めてである。
それで、人がほとんど来そうもないときには、ちょっとの間、はずしていたりもしたのだが、人が居ないからと言って安心できないような気もする。
天井の空調から空気が出て循環しているが、ビル内のどこからか空気が移動してくるのかもしれない。
もしその空気に新型コロナウイルスが混じっていたら大変だと思うので、誰もいなくてもマスクをしておいたほうがよさそうだ。
また、ドアノブや複合機のタッチパネルなどを触った手で、無意識のうちに口や鼻に触れてしまうかもしれないので、マスクをしていた方が良いと思うのだった。
でも、こういう状況が毎日続くと、次第に耳の後ろの痛みが悪化してきそうである。
私の仕事はまだ人との接触が少ないから良いけど、1日中人と接触している人は、こういう悩みもありそうな気がする。
うちの夫は週に3回だけ働いているが、ユニ・チャームのマスクをしている。これは耳にかける部分が太いから痛くないのかもしれない。(私はこのマスクは耳がふにゃっと倒れて外れてしまうので使えない)
今後家庭内感染を防ぐべく、家庭内でもマスクをするなんてことになったら、耳の痛みゆえに、さらにマスクが苦痛になりそうだ。
今日は、あまりに耳の後ろが痛いので、人の少ない帰り道では、マスクを外して歩いたりしたが、すぐに人が近づいてくるので、あわててまたマスクをするのだった。そんなことを何度も繰り返した。
今は、外でもマスクをしないとひんしゅくを浴びてしまうから、大変だ。
逆の立場だとしても、マスクをしない人とすれ違う時は恐怖を感じてしまうから、マスクをしないわけにはいかないのだ。
今の世の中、マスクは、感染から守ってくれるものとして、欠かすことのできない大切なものなのだが、耳が痛いと、ついついマスクを疎ましく思ってしまったりするのであった。