トイレで『かりあげクン』を読んでいたときのこと。
それにしてもひねくれものだなと、
つくづく感心していたのですが、
その中でパーコレーターが出てきたんだよ。
どんな話かというと。
パーコレーターでコーヒーを淹れようとしていたら、
友人が
『あらびき』じゃないとダメだぜ~
と言うのだけど、
かりあげクンは何を思ったのか、
(とくに深く考えていないのだろうけど)
荒挽きのコーヒー豆じゃなくて
あらびきソーセージをパーコレーターに入れて茹でたのです。
さてさて。
うっかりしていたもので、
パーコレーターというモノをスッカリ遠いところ、
頭の中の大切な引き出しに入れて鍵を閉めてしまい、
その鍵をウッカリ飲み込んでしまったように、
あれなんだっけ?と
思い出そうとしてもキーワードなり頭文字なり判らなく、
何がナンだかワカンネ状態だったのだけど
かりあげクンのおかげで思い出せました。
戸棚からパーコレーターをゴソゴソ探し出し
あったあった。
アウトドアにはもってこいのパーコレーター。
ポットの中にコーヒー豆を入れるところがあります。
中のふたを開けて豆投入。
お湯を入れて直火にかけます。
ふたの上に小さな小窓があります。
沸騰してくると中のお湯がコポコポ上がって、
色がコーヒー色になったらできあがり。
では、いただきま~す
荒挽きの豆が家になかった為、
中挽きくらいで淹れてみたのだけど、
ものの見事に豆が混じってしまったよ。
それと
沸騰してから火にかけすぎたせいで、
煮出したトルココーヒーのようになったんだけど、
沈殿させればたいして気にならないかな。
味の方はというと、
普通にドリップした方が美味しいです。
抽出後のパーコレーターの掃除だってメンドクサイ。
だけども
毎年アウトドアに行きそびれる自分にとっては、
気分だけでも味わえたので
よしとしておこうっと。