森永卓郎『余命4か月からの寓話』

童話作家になりたかったという作者が夢を叶えて書いた童話集。余命1年の宣告を受けてからも精力的に活動して亡くなった森永さんの残した本。「意味がわかると怖い世の中の真相がわかる本」とサブタイトルにはあるがこのサブタイトルの方が怖い。世の中の真相なんてわからないし、分かりたくもない。わざわざ怖い思いなんてしたくないから、読むのはやめようか、と思ったけど、ついつい読んでしまった。余命宣告はうれしい。僕は自 . . . 本文を読む