狗飼恭子による脚本なので、期待したのだが、最初から違和感だらけ、そのうちなんとかしてくれると思ったけど、どうにもならない。なぜ彼女がこういう台本を書いたのか。何がしたかったのかがわからない。
どうしてこういうわざとらしい作り方をするのか、不思議。主人公(小芝風花)の性格設定が異常で、笑わせるためなのか、とも思うけど、ロボットみたいにしゃべるのとか、止めて欲しい。へんな女だけど、ここまで変人では、 . . . 本文を読む
62年の木下恵介監督作品。先行する傑作『喜びも悲しみも幾年月』の姉妹編のような作品だけれど、これが小品ながら見逃せない傑作だった。地味なモノクロ映画だが、これはそれが正解だ。カラーではこの素晴らしさは伝わらない。昭和21年からスタートして、公開当時の現代である1962年(昭和37年)の春までのお話である。主人公の夫婦は、もちろん高峰秀子と佐田啓二だ。河野道工の歌集『道路工夫の歌』を下敷きにして全編 . . . 本文を読む
2時間22分の長尺映画である。ドキドキしながら一気に見た。部屋を暗くして劇場仕様に近づけ、集中した。だって待ちに待った廣木隆一監督の最新作なのだ。ほんとに出来たてほやほやの作品が公開初日に自宅で見ることができるって凄いことだ。Netflixのお陰である。配信初日さっそく見た。ほんとうなら劇場で見たかったけど、まだ、劇所公開は未定で待ちきれない。というか、新作映画が劇場ではなく自宅で先行公開されると . . . 本文を読む