プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

大隅正人

2023-10-25 21:12:27 | 日記
1967年
巨人は八日午後二時から、小田芳男捕手(18)=179㌢、80㌔、萩高出、右投げ右打ち=、中室幹雄外野手(17)=178㌢、78㌔、津山商、右投げ右打ち=、山田直政投手(18)=178㌢、73㌔、岡山南高、左投げ左打ち=、大隅正人投手(19)=181㌢、78㌔、サッポロビール、左投げ左打ち=の入団発表を行った。大隅を除く三選手は、いずれも中国地方担当の木戸スカウトが交渉して獲得したものだが、無名ながら体格がよく、好素質を秘めている。大隅はサッポロビールのエースとして、ことしの都市対抗、産業大会にも出場し、貴重な左投げ正統派のピッチングが注目されていた。四人の中では、一軍入りが一番近いと見られている。


大隅投手の話 ノンプロでは、ことし春、夏の大会とも優秀選手に選ばれた。一応、自信も持っている。だけど、マウンドに立ったら、なにも考えず、ただ夢中で投げます。


山田投手の話 高校とプロとは力が違うから、自信なんか全然ありません。でも、はいったからには、思い切ってやろうと思っています。


小田捕手の話 高校時代、ホームランを6本打っているが、そう長打を打てるわけではなく、自分では中距離バッターだと思っている。森さんを目標に一生懸命やりたい。


中室外野手の話 足には自信がある。ベース一周14秒8で走れるし、高校では3割6分くらい打っている。一番好きなのは中堅だが、外野なら、どこでもやれる。長島さんが大好きです。

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永田利則

2023-10-25 20:13:16 | 日記
1979年
広島がドラフト2位に指名した広島商高の永田利則内野手(18)=171㌢、70㌔、右投げ右打ち=の入団が四日、正式に決まった。契約金二千三百万円、年棒二百四十万円(いずれも推定)。木庭スカウト部長は同日午後四時半、広島市本通の「アンデルセン」で父親徹登さん(44)を交え二度目の交渉を行った。すでに広島入りを表明していることもあって話し合いはスムーズに進み、約三十分で契約書にサインした。あこがれの広島入りが決まった永田は顔を紅潮させ、さすがにうれしそう。「目標の選手は先輩の三村さんと衣笠さん。山本浩選手と高橋慶選手をミックスしたような選手を目指したい」と力強く決意を話した。父親の徹登さんは元広島の選手で、プロ球界では昨年の香川(近鉄)に次いで二組目の同一球団親子選手が誕生したことになる。徹登さんは「本当は進学してノンプロでやってくれるのが一番よかったんだけど」と言いながらも「私と比べれば、足も肩もバネも段違いにいい」と二代目に大きな期待をかけていた。永田は名門広島商高で一年からレギュラー。強肩強打の内野手として呼び声が高く、早くからプロに注目されていた。最大の売り物は百㍍11秒5の足。また小柄の割にはパンチ力もあり、今夏の広島大会では3試合連続本塁打の県記録を作ったほか、三年間で通算26本塁打を放った。通算打率は4割1分。広島は高橋慶、山崎に続く第三の男として期待している。

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