ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

秘密の愛

2008年02月12日 | ワインの話

Photo 淡く黄色い粒状の花が泡のように枝を包むミモザ。映画「幸せの黄色いハンカチ」のラストシーンを思い浮かべるような花。その花言葉は、友情、秘密の愛、秘密な恋。
何やら乙女の心の揺れを表すような花だ。バレンタイン・デーを前にチョコレート売場を熱心に見つめる乙女たちの花言葉かもしれない。
フランス・ボルドーのプチ・シャトーからクアトロに新着ワインが届いた。「シャトー・シャロン・アケイシャ」という白ワインだ。アケイシャはミモザアカシアのことである。そのワインは、ほんのりミモザのような黄色みを持ち、グラスを鼻に近づけ目を閉じるとミモザの花の下にいるようだ。
樹齢100年以上のセミヨン70%とソーヴィニヨン・ブランで仕上げたこの白ワインはとても繊細な味わい。堂々とした風格のシャルドネもよいが、こんなナイーブな味わいの白ワインもときに新鮮で素敵だ。
バレンタインには、クアトロのグラスワインはこっそりとこのワインをお出ししようかと思います。

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