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デュポンを復活させたい

思いで深いものの一つ、青春といってよいかもしれない。45年ほど前に購入したガスライターです。僕は30歳前あたりで肺を悪くしてたばこをやめなければならなかった。いわゆるドクターストップです。タバコを吸っていた期間は10年ほど、やめてからは35年になります。

復活を目指すガスライターはフランスのデュポン社。購入するときに影響を受けたのは兄が使っていたものがデュポンの漆モデルだったから。デュポンのライターは同じデザインで背の高いものと低いものとがあります。兄が使っていた物は背が高い方で(値段が高い方)、僕が購入したものは背が低いモデルの中でも一番安いタイプ。しかし、これがちょうどジーパンのコインポケットに収まるのです。

使わなくなってしまって置いたライターは、数年前に引き出しの整理をしているときに目に留まりました。もうタバコをやめたのだから必要ないのですがどうも捨てられない。

またライターを使いたいと思ったのは、店の開店前に香を焚くということにしているから、その時に使いたいと考えました。
デュポンのガスは、以前は一回使い切りタイプのガスボンベでした。それを探しましたが値段が高すぎる。今では数回補充できるガスボンベになっているのですが、これは¥3.680-もします。
お香に使うガスのためにはもったいない。そこでデュポンライターに一般の汎用ガスボンベが使えるというアダプターを見つけました。見出しの写真にある真鍮の部品がそうです。このアダプターが一つと発火石が10個ついて¥720-円で購入しました。あとは普通のガスライター用ガスボンベを購入して試してみる。

ところがそのガスライター用ガスボンベを売っているところが少ない。まずタバコを売っているところが少ないし、あったとしても使い捨てライターとジッポーオイルしか置いていない。今の時代タバコを吸う人が限られ、電子タバコなるものも人気だし、使い捨てライターが一般的であえて自前のライターを使う人はジッポーなどのオイルライターを選んでいるのだろうか。

僕もタバコを吸わなくなり身近でタバコを吸う人を見る機会もほとんどなく・・・たばこに火をつける動作を見ることがない。ライターに何を使っているか?それこそ、”そこ”に気を使う人は少ないのだろう。



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