想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

夏心きたり

2008-07-19 14:53:40 | Weblog

 梅雨明けだそうな。
 昨夜まで降っていて、雨上がりの湿気が残る森だけど。

 風がざわざわと木々を揺らして吹き抜けていきます。
 夏かあ… 育む季節だなあ…

 そこへ、どどどどどと地響きがした後、家じゅうが
 みしみしと揺れ始めました。

 震度4だと電話をもらって知りました。
 先日の大地震の記憶が生々しいので東北地方は揺れれば
 即、警戒! 怠れません。

 と言って何したかというと、廊下を小走りに抜けて
 庭へ降りただけ。地面の揺れがないのに、ほっとして
 ベイビーがそばにいることにほっとして

 ふたたび、夏かあ… 育くむ季節かあ… と木を見て
 いました。

 福島沖が震源地と聞いて、海の日で遊びにでかけている人々
 がたくさんいるだろうことを想いました。

 子供が親を殺す事件が続いています。
 殺す前に、すでに始まっていたはずの事々には
 どう向き合ってきたのでしょうか。
 震源地、人にあるのならば、それは探れます。
 夏心、あれば…

 閉じ込められた言葉に支配される人の脳は
 暴挙に出るけれど、少しも興奮していない
 自らの心。分離してしまった言葉と霊。
 脳を埋め尽くす記号としての言葉には
 言霊はない。
 であれば、人が鎮まれるはずもないのだ。
 



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする