時々、花を活けます。
花瓶だったり水盤だったり、器はいろいろ、剣山も使います。
たてはな、なげいれの川瀬敏郎氏は剣山禁止とおっしゃっている
そうですが気にしません。
道具の一部に気を使っても、いずれにしても人は花をその根元から
断ち切っているのですし、剣山ではなく藁束に刺しても同じことだと
思うからです。
道具より、花は託された心だと思いますし。
その道の人はたくさん蘊蓄言わはりますけど、花とお茶に関しては
こだわらないのが、うさこ流だし想風流であります。
和綴じの古い書物で、たてはなの絵図を観たことがあります。
仁知義礼信、五行を花の形で表し、中心線が誠。
その絵図をみて、ふむふむ、そうかと思ってからはますます、
流派、家元の蘊蓄にはこだわらなくなりました。
(ま、弟子入りもしてないからあたりまえだけど、そういう意味ではなく)
花はいけばなをする人のこころを映すということであります。
えっと活け花の話をしたかったわけではなく、
ときどき、花を摘んで部屋へ持ち帰り活けるんですけど、
東京では摘めないので、美鈴ガーデンの師匠に相談しつつ
買う花を選びます。
先日、「ジョウショ、大暑の次はジョウショ、今日だよ。
ジョウってさ、どういう字か知ってる? 調べといて。
オイラも後で広辞苑みっから」と早口。
そして暑い日はこれ? とカンパニュラ・パーシフォリア
を指差しています。うーん、と言ってるうちに包んで「ほれ」とくれました。
紫を好きなことと、菊はまず買わないことを覚えてくれてます。
字の話は、ジョウではなくサンズイに辱でジョク、ジョクショでありました。
最近続いている、この蒸し暑い日々のことですね。
選ぶ花の色は多くて三色、二色のときもあります。
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山で摘むと、紫、緑、白、この取り合わせになります。
自然の中にはこの三色がとても多いことに気づきました。
加えても青。紫がかっている青です。
黄色や紅は、このあたりではそう目につきません。
紅は秋まで待たないと。
庭に植えた花は、バラをはじめとして色とりどりなのですが、
野生の花の紫色には、目を奪われます。
ぎぼうし、実は苗を買って花壇に植えてあるのですが、
森の散歩道に咲いていたぎぼうしの方がずっときれい。
今年はあちこちにたくさん、花をつけています。
若芽を摘み採る人が今年はあまり来なかったせいかな?
そっとしておいて、このまま、来年も再来年もこのあたりで
また会えますように。
葉の形も感触も、そして花のつき方も大好きで
しかし、好みというのは、なんで? と言われても理由などない、
そういうことですが、我ながら何故これが好きか? と
思わないわけではありません。
なにゆえじゃ? こばぎぼうし。
花瓶だったり水盤だったり、器はいろいろ、剣山も使います。
たてはな、なげいれの川瀬敏郎氏は剣山禁止とおっしゃっている
そうですが気にしません。
道具の一部に気を使っても、いずれにしても人は花をその根元から
断ち切っているのですし、剣山ではなく藁束に刺しても同じことだと
思うからです。
道具より、花は託された心だと思いますし。
その道の人はたくさん蘊蓄言わはりますけど、花とお茶に関しては
こだわらないのが、うさこ流だし想風流であります。
和綴じの古い書物で、たてはなの絵図を観たことがあります。
仁知義礼信、五行を花の形で表し、中心線が誠。
その絵図をみて、ふむふむ、そうかと思ってからはますます、
流派、家元の蘊蓄にはこだわらなくなりました。
(ま、弟子入りもしてないからあたりまえだけど、そういう意味ではなく)
花はいけばなをする人のこころを映すということであります。
えっと活け花の話をしたかったわけではなく、
ときどき、花を摘んで部屋へ持ち帰り活けるんですけど、
東京では摘めないので、美鈴ガーデンの師匠に相談しつつ
買う花を選びます。
先日、「ジョウショ、大暑の次はジョウショ、今日だよ。
ジョウってさ、どういう字か知ってる? 調べといて。
オイラも後で広辞苑みっから」と早口。
そして暑い日はこれ? とカンパニュラ・パーシフォリア
を指差しています。うーん、と言ってるうちに包んで「ほれ」とくれました。
紫を好きなことと、菊はまず買わないことを覚えてくれてます。
字の話は、ジョウではなくサンズイに辱でジョク、ジョクショでありました。
最近続いている、この蒸し暑い日々のことですね。
選ぶ花の色は多くて三色、二色のときもあります。
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山で摘むと、紫、緑、白、この取り合わせになります。
自然の中にはこの三色がとても多いことに気づきました。
加えても青。紫がかっている青です。
黄色や紅は、このあたりではそう目につきません。
紅は秋まで待たないと。
庭に植えた花は、バラをはじめとして色とりどりなのですが、
野生の花の紫色には、目を奪われます。
ぎぼうし、実は苗を買って花壇に植えてあるのですが、
森の散歩道に咲いていたぎぼうしの方がずっときれい。
今年はあちこちにたくさん、花をつけています。
若芽を摘み採る人が今年はあまり来なかったせいかな?
そっとしておいて、このまま、来年も再来年もこのあたりで
また会えますように。
葉の形も感触も、そして花のつき方も大好きで
しかし、好みというのは、なんで? と言われても理由などない、
そういうことですが、我ながら何故これが好きか? と
思わないわけではありません。
なにゆえじゃ? こばぎぼうし。