想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

腫瘍摘出手術から一年経ち‥と

2012-05-21 13:33:15 | Weblog
(ヘッドロック中‥効いてない‥)

おかげさまで転移はなく、一年が経過しました。
昨年の手術は予定していた3月に大地震が起きて5月半ばに
入院が延びたことや、初めてベイビーのいない日を送ることで
当人よりもうさこの方が病気になりそうに参っていたものです。
以前にも増してヒッツキ虫になっているベイビーに振り回され
寝不足気味の日々ですが、悪性腫瘍ではなかったことがやっと
信じられるようになりました。

検査結果が手術前は悪性と告げられ、術後の検査では炎症性変異
でした。検査機関は別々です。
良性だけど、オールハート動物病院の池田先生は今日まで注意深く
診てきて下さいました。
手術前、癌が消えますようにとカメにお願いしまくっていたことは
病院で大きな声で言うことではないので黙っていたのですが、
今こうして季節が巡ってまた一つ歳を重ねたベイビーがそばにいて
くれることはとてもうれしいことです。

昨日は仕事の合間を縫ってIWJ主宰の講座「情報開示請求の方法」を
聴講。ヤメ記者弁護士、日隅一雄さんが講師でした。
日隅さんは昨年の五月に胆嚢癌末期を宣告され加療中のお体なのですが、
頭脳明晰、仏顔でいらっしゃるので驚きつつ、さすがだなあと思いました。
志の高さが人を生かすというお手本を示していただきました。
短い講義の間にぎゅっとエキスが詰まっていて受講料2000円は申し訳
ないような貴重なお話でした。

情報開示請求の方法は簡単なのですが、それをどう行使するか、
何のために使うのか、実際にはどういう対応をされ、また返すか、
そういう話の中で、読み取る力が(リテラシー)がここでも試され
るのだということです。
日隅さんの後、志岐武彦氏(ブログ「一市民が斬る」)が検察審議会
に20回以上通った体験談を、墨黒でつぶされた開示文書を示しながら
話されました。
お二方とも「考える力」「読み取る力、そして直感に似た嗅覚を以て
対象に向かっていらっしゃるのが共通点でありました。
感情論はダメ、理由をつきつめよ、と言われたのも納得でした。
これはいつもカメに言われていることだかんね。

会場からの質問者にも、その部分が単にハウツーで真似できないもの
であることがおそらく伝わったのではないかと思います。
講座で学びとるのは方法というよりも、人の生き様でもあるので
珍しく有意義、良質な時間を過ごさせていただき、
主催者IWJ岩上安身氏に感謝です。

とはいえ、まだIWJサポーターではないわたくし、いいとこ取りだけ
では失礼かつ申し訳ないので一口申し込むとして…。
命をおびやかす危険と隣り合わせにいるのが日常になってしまった今日、
真実とはほど遠い報道がたれ流される日々にあって、既存メディアや
退廃した官僚政治、成金背筋いや拝金主義者に抵抗しなくては明日は
我が身、いつ泣くハメになるやもしれません。
いやもう泣かされてはいるのですが、泣きっ面にハチではたまらないのです。

石ころの一つ、砂の一粒も寄り集まれば世の中は変わるのではないかと
思っています。つぶつぶでジャリジャリ言わせて行きましょう。
砂の一粒~、吹き飛ばされても消えないよ~結晶なのよ~
あなたもわたしも~ふたりでふたつぶ~ふたつでひとつ~。
(作詞うさこ)
みつぶタイプよつぶタイプなど皆様各自ご都合でどんとお創り下さい。








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