ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

「哄う合戦屋」(北沢秋)、リーダーシップと組織の強さ、とか

2012-11-10 16:14:33 | 読書
久々に「面白い小説を読んだ」って感じです。 主人公の石堂一徹は、武勇の誉れ高く、数え切れない功名を上げるのだが、なぜか数年で主君から離れることになってしまう。 そんな男が、中信濃の小領主、遠藤吉弘に仕えるや、周囲を次々と攻略し、3800石だった領地を半年で2万4千石に広げてしまった。 彼の合戦は極めて効率的、味方を死なせず、また敵に対しても無益な殺傷は行わないよう、策略をめぐらして首魁の首を上げ . . . 本文を読む
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