「早稲田松竹」はいわゆる「名画座」「二番館」、過去の名作や封切館で公開を終えた作品を格安に上映する映画館です。
私が高校生、大学生の頃は、新宿や渋谷にもこの手の映画館がたくさんあったのですが、今は都内では数えるほどになってしまいました。わざわざ映画館まで行かなくとも、昔の映画を観る手段はいろいろありますもんね。
そんな「早稲田松竹」で昨年12月に封切りされた「月の満ち欠け」が上映されました。
一 . . . 本文を読む
子どもの頃、ナマにウルトラマンに接した世代として、そしてエヴァ・ファンとして、庵野秀明のウルトラマン、これは見逃せません。
果たして、ネロンガ、ガボラ、ザラブ星人、懐かしい奴らが次々と登場、旧作のウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンへのオマージュが満載。それでいて「シン・ゴジラ」やエヴァの要素も入っていて、全体としては全く新しいものに仕上がってました。
個人的にはメフィラスとウルトラマンの . . . 本文を読む
平日の夜に新宿ピカデリーで見たのですが、ネット予約したら昼の時点でもう最前列と両端しか空いていない。もちろん満席です。
それほど前評判は高くなかったはず、評価が口コミで拡散した結果ですね
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の同時上映の「巨神兵東京に現る」という短編を見ていたので、庵野さん、東京の街をぶっ壊す映像を取りたかったのかな。
なにせあの庵野秀明ですから、さぞかし難解な映画に仕上がっているの . . . 本文を読む
自分は、さだまさしさんの歌う「風に立つライオン」が大好きで、
どれくらい好きかというと、一瞬「ああ、俺は何で医者にならなかったんだろう」思うくらい好きで、
小説も読んで、これはもう映画も絶対見に行こうと思っていました。
新宿ピカデリーの夜の回、会場を見渡すと、私のように一人で来ている人が結構多いみたい。
私同様、ここに、元気とか、覚悟とか、そういうものをもらいに来ている人たちなのでしょう。
さ . . . 本文を読む
私は、基本的にアニメは日本のものしか見ません。
一番の理由は、あのCGというのがどうも好きになれないから。
でも、「アナと雪の女王」、あまりに評判なので見てみることにしました。
ストーリーには、見るべきものはありませんでした。
いかにもディズニーらしい、シンプルで寓話的なな勧善懲悪で、日本のアニメのような微妙な世界観とか、そういったものはありませんでした。
ミュージカル仕立てで、登場人物に演技を . . . 本文を読む
最近映画が評判になっているので、改めて読んでみました。
本の帯に「発売から半年…ついにこの感動が広まり始めました」とあるので、初読は2010年かな。3年半ぶりの再読ということになります。
でも、結構細部まで話を覚えていたので、それだけ初読から感動的な本だったということなのでしょう。
日露戦争を最後に修羅場から離れ、官僚化してしまった軍部。
同じく日露戦争で戦争を煽れば発行部数は伸びると知り、その . . . 本文を読む
といっても、全部DVDですけど。
昨年読んだ本の中から映画化された作品を5本、借りてきました。
「ノルウェイの森」
ちょっとエロくて透明感のある映画に仕上がってました。
菊池凛子さんはさすがですね。水原希子さん、ハリウッド女優と比べたらかわいそうだけど、演技下手。
「マネーボール」
貧乏球団アスレチックスのGMが、独自の理論で球団を立て直すお話。
主役のブラッド・ビットがイケてたが、よほどの . . . 本文を読む
「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」劇場版、見てきました。いい歳したオヤジが、お一人さまで。
びっくりしたことに、満席でした。
レディスデーということもあって、女性が多かったかな。ちなみに、私の両隣も、その隣も、女性のお一人さま。もう10歳若かったら、声かけてたかも。
さすがに、オヤジが一人で泣いてしまったらかっこ悪いなと思っていたけど、大丈夫、泣きませんでした。
(以下、ややネタバレ . . . 本文を読む
これから見る人も多いと思いますのでストーリーは伏せますが、素敵なアニメでした。
時代は大正末期から昭和20年の終戦まで。
主人公は零戦を開発した堀越二郎という実在の人物。
ジブリ作品には珍しく、主人公が大人の、恋愛あり、ファンタジー度控えめの映画でした。
二郎と菜穂子の出会いと別れ、二人の絆にほろっとさせられる場面が満載でした。
でもやっぱりこの映画の主人公は飛行機(そうじゃないっていう人もい . . . 本文を読む
「図書館戦争」、見てきました。
これで、有川浩さんの原作小説、TVアニメ、昨年夏公開された劇場版アニメ、と、全メディア制覇。
はっきり言って、かなり面白かったです。
とにかく、武蔵野第一、小田原と、図書館の攻防戦が半端なくド迫力、そんじょそこらの戦争映画よりすごい。
配役も、雑誌のアンケートでぶっちぎり1位だった岡田准一さんと榮倉奈々さんが主演。
岡田准一さんは、「怒れるチビ」堂上教官そのもの . . . 本文を読む