完全に出版社の商業主義に乗せられて、本をあさっている私です。
「新潮文庫の100冊」は、過去の本が再選率が高いコンサバな選出で、110冊中現在80冊が既読。
「カドフェス」は随分と本が入れ替わった印象、でも「図書館戦争」シリーズ6冊が既読だったりして、99冊中23冊が既読。
「ナツイチ」も新しい本が多くて、88冊中既読が12冊。
新潮文庫は全冊読破するとして、残り30冊。
「カドフェス」「ナツ . . . 本文を読む
6月は21冊でした。
まず前半で直木賞受賞作を3作ほど手に取ってみました。
◆吉原手引草 (松井今朝子)(幻冬舎文庫)
良い本を読んだって気分。直木賞は伊達じゃない。
吉原を描いた本は宮木さんの「花宵道中」に続いて2作目だけど、こちらはヒロインの花魁・葛城が登場しないまま彼女を取り巻く人のインタビューで、色恋沙汰を匂わせながらのミステリー仕立てで話が展開していく。
序盤はさながら吉原のガイドブッ . . . 本文を読む