エクスマキナ

３年前に公開された「APPLE SEED」の続編。
士郎正宗（原作）×ジョン・ウー（プロデュース）×荒牧伸志（監督）×細野晴臣（音楽）×ミウッチャ・プラダ（衣装デザイン）、世界のクリエイティブな才能が集った作品。
細野やプラダは、「APPLE SEED」が好きで、進んで参加したんでしょうね。
映像は、前作同様、全編フルCG。



舞台は今から約120年後、非核戦争により人類の約半分が死滅した地球。
中立都市オリュンポスでは人間、サイボーグ、そして怒りや憎しみと言った感情を抑制されたバイオロイド（クローン）が共存していたが、いまだテロリズムを根絶するにはいたっていなかった。
デュナンは、最新鋭のサイボーグであり恋人のブリアレオスと特殊部隊ES.W.A.T.でコンビを組み、治安維持にあたっていた。
ブリアレオスが怪我で入院、その間の新パートナーのテレウスは、人間だったころのブリアレオスの遺伝子から作られたバイオロイドだった。
動揺するデュナン、理由も分からずにデュナンに惹かれていくテレウス、不思議な三角関係。
すべての人間やサイボーグをマインドコントロールすることで完全な平和を作り出すと言う謎の集団「ハルコン」。
世界はマインドコントロールされたサイボーグや群集に襲われ、陥落寸前。
デュナン、ブリアレオス、テレンスの３人は、単独「ハルコン」の本拠地に乗り込む。


デュナンの私服は、素敵でした。
さすが、プラダの孫娘、ミュウミュウのデザイナー。


映像は本当にきれいでした。
正にこれぞ映像革命。
やっぱり映画館で見たかったなー。
誰も付き合ってくれなかったんで、せこい画面でのＤＶＤ鑑賞になってしまいました。
ちなみにエヴァは一人で見に行ったんですけど。

ラストの「ハルコン」の空中基地が崩落する様は、「天空の城ラピュタ」にそっくりでした。
荒牧伸志も宮崎駿に随分と影響されているみたいです。