ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

幼女戦記(3月終了アニメ)

2017-04-05 00:02:14 | 漫画・アニメ
3月終了アニメで、楽しみに視ていたのが、「幼女戦記」「小林さんちのメイドラゴン」「クズの本懐」の3作。

ということで、まずは「幼女戦記」のあらすじから。

傲慢な性格ゆえ部下にホームから突き落とされたエリート会社員の主人公、死後の世界で「存在X」と邂逅し、ターニャ・デグレチャフという女児として別世界へ転生させられた。
ターニャが転生した世界は、魔力という力が存在する、約100年前の欧州のような世界。彼女の母国「帝国」は、周囲の国々と摩擦を起こし、第二次世界大戦時のナチスドイツのように周辺国との多方面の戦争に突入していく。

ターニャは、前世でのエリート会社員の経験に加え、秀でた魔力の資質を有していた。9歳の幼女の身で軍隊に入隊、本人は後方勤務で安寧な生活を送ろうと画策するのだが、比類ない才気と活躍によって昇進を重ね、上層部の命令や目論見にも振り回され、常に戦火の最前線へと送り込まれる。
 
戦線は拡大し、世界大戦の様相を帯びる。ターニャは、203魔導航空大隊の指揮官として、北方の協商連合を撃破、また隣国の共和国との戦いでも大殊勲を上げ、フランスっぽい敵大国の首都を陥落させる。
「幼女の皮をかぶった悪魔」、いつしか彼女はそう呼ばれるようになる。

 
電撃作戦で連戦連勝のドイツっぽい帝国、しかしターニャや帝国の首脳の思惑とは裏腹に、勝っても勝っても戦争は終わらない。帝国は戦争の終結を望んでいるのに、恨みと恐怖が連鎖し、周辺国の抵抗はやまない。
国力に限りがある帝国は、次第に追い込まれていく、、、といった、そんな感じで、全12話は幕を閉じる。
 
とにかく、圧巻の世界観、圧巻のストーリーである。
ターニャのひねくれた性格、組織の中での出世を画策する智謀は日本のエリート会社員そのものであり、それがことごとく裏目に出る様が面白い。一方で圧倒的な魔力と冷酷な判断力は軍人としての彼女を卓越した存在とする。
ターニャの声をあてる悠木碧さん、もう若手というより中堅ですよね、その演技力が半端なく神ってる。
 
原作はカルロ・ゼン氏のライトノベル、アニメを見て俄然原作も読んでみたくなり、図書館に予約を入れた。
ちなみに原作の方はまだ続いており、アニメも2期があるのではと期待しています。

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