ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

モー娘。7期オーディション

2005-01-15 23:15:36 | 芸能界
ちょこっと古い話だが、モー娘。7期オーディションは、「合格者なし」という、前代未聞の結果に終わった。
特番も、散々引っ張って「合格者なし」では、「見て損した!」という感じ。時間帯も、日曜昼のハロモニの枠だったが、こんなものをゴールデンにやったら、苦情が殺到していたであろう。
そもそも、今回のオーディションは異例だった。「エースを捜す」ということで、最終の合宿審査に残った6人の年齢は、15~19歳。主力メンバーと同世代である。
3~6期のオーデションの合格者、計12名は、石川と高橋の2人が高校1年で、あとはすべて中学生、うち辻、加護、新垣、田中、道重の5人は、中学1年生であった。2~3年先を見据え、年齢のバランスを考えた採用をしてきたといえる。見る側も、日々成長していく新人メンバーたちを見るのが楽しいのだ。
それを、「もはや、先を考えている余裕はない、即戦力が欲しい。」ということか。
それはないものねだりというべきであろう。現メンバーは、中学生でモー娘。に入って、数年のキャリアを積んで、成長してきたのである。それを、同世代の素人新人がいきなりエースだなんて、無理でしょう。

モー娘。を出身地別に見ると、北海道が3人、首都圏が5人、北陸が2人、6期の道重が山口県、田中が福岡県と、地域的にかなり偏りがある。東北、中部、近畿・関西圏と、四国は空白地帯。関西人は、中澤、加護が卒業して、ひとりもいない状況である。
今回の最終審査に進んだ6人のうち、3人が東北、2人が近畿出身だったので、なるほどそういう作戦か、と思っていたのだが。。。
楽天イーグルスの応援歌を歌うのだから、仙台出身の洞口を合格にして、東北地方で人気を盛す作戦もありだったのではないか。もっとあざとく手を打って欲しい。

今回の合宿参加者のレベルは、過去と比べて特に低いわけではなかった。少なくとも、6期の3人よりはかなりましだった。
つんく♂は、すぐまたオーディションをやる、といっているが、今回の結果が合格基準になってしまうので、簡単に合格者を出しにくい雰囲気になってしまった。いや、それ以前に、こんな事をしてしまって、今までのように応募者が来るのだろうか。
素人の女の子が、頑張って成長するのが、モー娘。の良さ。ずっと応援してきた者として、「娘。迷走中」と言わざるを得ない状況である。
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